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【訃報】『シャザム!』主演俳優マイケル・グレイ、75歳で死去 1970年代に一世を風靡したティーンアイドル

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【訃報】『シャザム!』主演俳優マイケル・グレイ、75歳で死去 1970年代に一世を風靡したティーンアイドル
マイケル・グレイ 写真:MEAWW Entertainment / YouTube
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1970年代の米テレビドラマ『シャザム!』で主人公ビリー・バットソンを演じた俳優マイケル・グレイが、10月16日(金)、カリフォルニア州パームデザートで自然死により75歳で亡くなった。家族の広報担当者が10月22日に訃報を発表した。ティーンアイドルとして一世を風靡したグレイは、長年の俳優活動を経て、晩年にはファンイベントにも積極的に参加していた。

『シャザム!』主演俳優で人気を集めたマイケル・グレイ

グレイは、1974年から1976年までCBSで放送された実写ドラマ『シャザム!』で、主人公ビリー・バットソンを演じた。ビリーは「シャザム!」と唱えると、煙とともにスーパーヒーローのキャプテン・マーベルへと変身する少年だ。変身後のキャプテン・マーベルは、ジャクソン・ボストウィックとジョン・デイビーが演じた。

グレイは当時、若者向け雑誌『Tiger Beat』などの表紙を頻繁に飾り、ティーンアイドルとして人気を博していた。テレビシリーズで主要な役を得た作品のひとつが、ブライアン・キースとシェリー・ファバレスが出演したNBCのシットコム『ザ・リトル・ピープル(The Little People)』だ。1972年に放送が始まり、グレイは研修医ロニー・コリンズ役を演じた。

『シャザム!』への出演が決まった当初、グレイはキャラクターについてほとんど知らなかったという。コミコンのパネルイベントでは、役柄や物語を短期間で理解する必要があり、「楽しくもあり、疲れることもあり、挑戦的で、胸が躍る経験でもあった」と振り返っている。土曜朝の子ども向け番組であることも、当時としては新鮮な魅力だったと語った。

変身シーンの撮影には試行錯誤もあった。米メディアComic Book Resourcesのインタビューでは、ビリーからキャプテン・マーベルへの変身に閃光装置を使おうとしたものの、煙が晴れると自分が少し焦げていたというエピソードを披露。「あれはすぐに変更された。明らかにうまくいかなかった」と当時を振り返っている。

2023年公開の映画『シャザム!~神々の怒り~』にもカメオ出演。ザッカリー・リーヴァイ演じるシャザムと同じ場面に登場し、オリジナルドラマでビリー・バットソンを演じた俳優として、シリーズの新旧作品をつなぐ出演を果たした。

『ゆかいなブレディー家』出演、俳優としてのキャリア

1951年9月2日、イリノイ州シカゴで生まれたグレイは、フロリダ州マイアミビーチで育った。その後ハリウッドに移り、パサデナ・プレイハウスで演技を学んだ。

1969年にはテレビシリーズ『黒人教師ディックス』に出演。その後、『いたずら天使』『ドクター・ウェルビー』などの作品にも参加した。1973年には、シットコム『ゆかいなブレディー家』でマーシャの恋人ジェフを演じた。マーシャが地元のアイスクリーム店で働くエピソードへの出演だった。

映画・テレビ映画では、バート・レイノルズ主演のテレビ映画『ラン・サイモン・ラン(原題:Run, Simon, Run)』のほか、『ワイルド・パーティー』『マイラ』(いずれも1970年)にも出演している。

当時、グレイのマネージャーを務めていたのは、ティーン向け雑誌『Tiger Beat』の発行人チャールズ・ローファーだった。ローファーは『シャザム!』への出演が決まるまで、グレイの知名度を高めるための活動を続けていた。

しかし、ティーンアイドルとしての人気は、次第にグレイ自身にとって重荷になっていった。

「彼らは私を次のデヴィッド・キャシディにしたがっていた」と、グレイは当時を振り返っている。『Tiger Beat』の表紙を何度も飾り、人気が高まる一方、番組放送中は自由に外出することも難しかったという。

やがて特定のイメージに縛られることを懸念したグレイは、俳優業から距離を置くようになった。その後は子ども向けの演劇教育に携わり、メンズファッション業界でも働いた。さらに、妻のステイシーさんとともにウェストハリウッドで生花店を経営した。

DVD発売を機にファンとの交流が復活

2012年、『シャザム!』のDVD発売をきっかけに、グレイはファンイベントへの出演を再開した。長年にわたって作品から離れていたものの、再びファンと交流する機会を得たことで、シリーズが人々に与えた影響の大きさを実感したという。

当時、Fanboy Planetのインタビューでは、作品がDVD化されるまで長い間、ほとんど忘れられた存在になっていたと語っている。ファンから繰り返しDVD化やテレビでの再放送について尋ねられたことで、自分が演じたビリーと作品が、視聴者の人生にどれほど深く刻まれていたのかを知ったという。

「番組にはすばらしい道徳的価値観があった。子どもの頃の自分を支えてくれた、人生を乗り越える助けになった、と話してくれる人たちに今も出会う。自分のおかげで、より良い人間になれたと言ってくれることもある」

グレイは、放送当時には気づかなかった作品の影響力について、そう語っていた。

晩年には俳優としての活動を再開し、2015年から2019年にかけて、アニメシリーズ『Archer』の4エピソードで本人をモデルにしたキャラクター「TV’s Michael Gray」の声を担当した。また、2016年から2020年にかけては、『Surge of Power』シリーズでウィル・E・ビー役を演じた。

1994年に結婚した妻のステイシーさんのほか、継子のライアンさんとクーパーさん、義理の息子リーさんが遺族として残された。

『シャザム!』で共演したジョン・デイビーは、グレイについて「愛情深く、優しい人で、ユーモアのセンスもすばらしかった」と追悼のコメントを発表した。

「彼は演技が大好きで、番組に出演することも、近年コミコンに参加することも楽しんでいた。ファンと会い、話をするのが本当に好きだった。本当にすばらしい人で、いつも笑顔を絶やさなかったと思う」

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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