アン・ハサウェイ、ケミストリーテストで10人の男性と「キスする」よう求められた経験を振り返る
ハサウェイは、2000年代にはこの慣習が「普通」とみなされていたが、「今では私たちはもっとよく知っている」と語った。
アン・ハサウェイは今週、2000年代にケミストリーリーディングのために「10人の男性」とキスするよう求められた経験を語った。
「10人の男性が今日来ることになっていて、あなたはキャスティングされています。全員とキスできるのが楽しみじゃないですか?と言われました。そして私は、『私には何か問題があるのかしら?』と思いました。だって、ワクワクしなかったから」とハサウェイは『Vマガジン』に語った。彼女はそのオーディションがどのプロジェクトのためのものだったかは明らかにしなかった。
「気持ち悪いと思った」と彼女は続けた。「でも、私はとても若くて、『扱いにくい』とレッテルを貼られることでいかに簡単にすべてを失うかを痛いほど意識していたので、ただ興奮しているふりをして、やり過ごしたのです」
ハサウェイは、この慣習が2000年代初頭には「普通のこと」とみなされていたと言う。「権力の行使ではなく、誰も意地悪をしたり、私を傷つけたりしようとしていたわけではありません」と彼女は振り返った。「ただ、時代が全く違っていて、今では私たちはもっとよく知っているのです」
新作映画『アイデア・オブ・ユー』では、ハサウェイはプロデューサーを務め、ケミストリーリーディングを少し違った方法で行った。
「オーディションに来る俳優たちに、自分のキャラクターが好きそうな曲、私のキャラクターを踊らせるためにかけそうな曲を選んでもらい、それから短いインプロをしました」と彼女。「私は椅子に座っていて、まるで夕食や散歩から戻ってきたようにして、曲をかけて、一緒に踊り始めたのです」
ロビンヌ・リーによる2017年の同名の小説を原作とする『アイデア・オブ・ユー』は、24歳の国際的なポップスター(ニコラス・ガリツィン演じる)と恋に落ちる40歳のシングルマザー(ハサウェイ)の物語を描く。
オーディションでガリツィンは、アラバマ・シェイクスの曲を選んだとハサウェイは回想した。「とても簡単でした。(リードボーカルの)ブリタニーの声を聞いて、私は思わず笑顔になりました。彼は私が笑うのを見て、リラックスしたので、私たちはただ踊り始めたのです。誰も見栄を張ったりしなかった。誰もその仕事を取ろうとしなかった。ただ、空間の中で踊っていただけです。振り返ると、監督のマイケル・ショーウォルターがニコニコしていました。スパーク!」
『アイデア・オブ・ユー』は、5月2日にプライム・ビデオでストリーミング配信される予定。
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※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。