『ツイスターズ』日本語吹き替え版声優に小芝風花、津田健次郎らが参加
製作総指揮のスティーヴン・スピルバーグら『ジュラシック・ワールド』のスタッフによるアクション・アドベンチャー超大作『ツイスターズ』の日本語吹き替え版の声優を俳優の小芝風花、津田健次郎らが務めることが分かった。
次々に襲来する巨大竜巻の群れに、寄せ集めのチームが立ち向かう物語。小芝は、竜巻にトラウマを抱えながらも竜巻破壊計画に協力する気象学の天才ケイト(デイジー・エドガー=ジョーンズ)の声を担当。外国映画の吹き替えは2018年『くるみ割り人形と秘密の王国』以来2度目となる。
ケイトについては、「ヒーローのような存在で、覚悟を決めた時の表情が勇ましいだけではなく、トラウマがありながらも巨大竜巻に挑む姿がより勇敢に感じられる女性」と分析。その上で、「自分のお芝居の感覚とは違うので、凄く難しくて。アフレコ経験のある役者さんに『出ている役者の芝居に徹底する。自分を消すことが一番大事』というアドバイスを頂いたので、なるべく目で見て耳で聞いて吐息なども意識して演じました」という。
津田は、竜巻チェイサーのタイラー(グレン・パウエル)役。「竜巻と戦う恐怖心もある中、自分が望んでやっていることを一筋に貫くところが魅力的でした。自分も、もっとお芝居を一生懸命頑張ろうという思いにさせてくれました」とアフレコを振り返った。
竜巻は炎をまとっていたり、双子だったりとさまざまな形態で襲いかかってくる。小芝は「凄い迫力にワクワクしました。モンスター級の竜巻がたくさん出てくるので、映画館の大スクリーンで見ないともったいない」とアピール。津田も「竜巻との戦いがベースにありつつ、人間同士のつながりに大きなドラマがあって、非常にエンタテインメント性のある作品」と評価している。
ほかに浪川大輔、下野紘、瀬戸麻沙美、青山穣、田中美央、朴璐美、江口拓也、伊東健人、菊池こころ、仲村宗悟、八十川真由野が参加する。
『ツイスターズ』は、8月1日に全国で公開される。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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