【訃報】ジェームズ・アール・ジョーンズ氏93歳で死去 ― ダース・ベイダーの声などを名演

故ジェームズ・アール・ジョーンズ
スポンサーリンク

俳優ジェームズ・アール・ジョーンズ氏が今月10日月曜日、ニューヨークの自宅で死去したことが所属事務所により発表された。享年93歳だった。

ジョーンズ氏は、映画『スター・ウォーズ』シリーズでダース・ベイダーの声を演じ、ディズニー映画『ライオン・キング』ではムファサ役を務めるなど、その特徴的な低音ボイスで広く知られていた。

1931年生まれのジョーンズ氏は、幼少期の吃音症を克服し、舞台俳優としてキャリアをスタート。1970年の映画『ボクサー』でアフリカ系アメリカ人ヘビー級チャンピオンを熱演。アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。

エディ・マーフィー主演のコメディ映画『星の王子ニューヨークへ行く』(1988年)とその続編『星の王子ニューヨークへ行く2』(2021年)では、国王ジャッフェ・ジョッファー役を演じ、沢山の人々の記憶に残る演技を披露した。

舞台では、トニー賞主演男優賞を2度受賞。映画では『フィールド・オブ・ドリームス』『サンドロット/ 僕らがいた夏』などに出演し、2011年にはアカデミー賞名誉賞を受賞した。

ジョーンズ氏は、エミー賞、グラミー賞、オスカー、トニー賞の全てを受賞した数少ない名優の一人だった。

『スター・ウォーズ』シリーズのジョージ・ルーカス監督は声明で「ジェームズは素晴らしい俳優であり、芸術と精神の両面で最もユニークな声を持つ人物だった」と追悼した。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳/山口 京香 Kai Yamaguchi

スポンサーリンク

Similar Posts