坂口健太郎、初海外作品となる韓国ドラマ『愛のあとにくるもの』に自信「愛が動く瞬間見届けて」

Prime Videoの韓国ドラマ『愛のあとにくるもの』の来日記者発表が24日、ホテル雅叙園東京で行われ主演の坂口健太郎とイ・セヨン、ムン・ヒョンソン監督が出席した。

韓国の動画配信サービスCoupang Playが制作。坂口にとっては初の海外作品となり、「言葉の問題で、今までの撮影で培った経験が通用しないのではないかという不安が最初はあった」と素直な心情を吐露した。

作家志望の大学生と韓国からの留学生が恋に落ちるが、やがて破局。5年後に韓国で再会し、改めて運命の愛について問いかけていくラブストーリー。辻仁成とコン・ジヨンによる同名小説が原作で、ヒョンソン監督は「9年前に原作と出合い、タイトルを見ただけで夢に見たラブストーリーだと思いすぐにトライしたくなって準備に入った。主役は、スタッフ一同が坂口さんにお願いすべきだというのが大原則になったので、坂口さんは恩人です」と感謝した。

対する坂口も、「監督がキャスティングしてくれて、脚本づくりにも少しずつ加わった。セヨンもポジティブで明るい雰囲気の人なので、僕はそこに入っていけばいいという風通しの良い現場だった」と述懐。撮影は韓国からスタートし、「一つ一つを丁寧に作っていく過程で、文化や言葉の壁は関係ないと分かった」と充実した表情で語った。

セヨンは、「新しいことに挑戦したいと思い演じました。愛情を込めた、とても幸せな2カ月でした」と笑顔。日本ロケでは井の頭公園（武蔵野市）が印象的だったそうで、「本当に美しくて、地味なのに華やかな景観で、ほかの観光地は必要ないと思うくらいでした」と振り返った。