ローマ市長『エミリー、パリへ行く』をパリに戻したいマクロン大統領に「落ち着いて」とメッセージ

『エミリー、パリへ行く』のリリー・コリンズ 写真:Giulia Parmigiani/Netflix
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ローマ市長がフランスのエマニュエル・マクロン大統領にメッセージを寄せた。

パリが大好きで、パリ市長のアンヌ・イダルゴとも大の仲良しだというグアルティエリ。マクロン大統領がVariety誌に、人気作『エミリー、パリへ行く』を”光の都市“から“永遠の都”に永久移住させないために「懸命に戦う」つもりだと話したのを聞いて、少なからずムッとしたという。

Netflixはすでに、エミリーがシーズン5で”ローマの休日“を満喫することを明らかにしている。マクロンのプライドはこの事実によって傷ついたようだ。

マクロンと彼の妻はこのシリーズが大好きだと語った。ブリジット大統領夫人は9月、番組のエピソードにカメオ出演。カメオ出演の中で、夫人はエミリーと同じパリのレストランで食事をしている。2人は出会い、一緒にセルフィーを撮る。エミリーは夫人にフランスを愛していると伝えた。ファーストレディはこう答えた:「我々の国はあなたを愛しているわ、エミリー」。

エミリーをローマからパリに呼び戻すにはどうすればいいかという質問に、マクロンはこう答えた。「我々は懸命に戦う。パリに残るよう求める!”エミリー、パリへ行く in ローマ“ではナンセンスだ」。

ローマ市長は、エミリーの運命に関するマクロンの強い声明に最初は戸惑ったが、最後には笑っていた。彼はまず、ツイートでこの論争に参加:「落ち着いて、エマニュエル・マクロン。ローマのエミリーは完璧だ」。

そして彼はTHRローマに本音を語った。

「マクロン大統領には、もっと差し迫った心配事があるのでは?Netflixのような制作会社は、国家から命令を受けたり、政治的圧力に基づいて決定を下したりしないことを彼は知っているはずだからね」。

グアルティエリは、エミリーがイタリアにいるというアイデアは素晴らしいと付け加えた。「エミリーのローマへの移住は、私たちの街がますます重要になってきていることの証だと考えている。正直なところ、マクロン氏はリラックスすべき」。

グアルティエリ市長は、マクロンの異例の宣言について、パリのアンヌ・イダルゴ市長とも話したという。「私たちは大統領について笑いあった」と語った。パリ市長は「私はローマを愛しています。私たちはどちらも排他的な都市です。」と笑いながら話した。

※本記事はオリジナル記事から抄訳・要約しました。翻訳/山中 彩果

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