『ヴェノム:ザ・ラストダンス』北米興収は6,500万ドルと前2作を下回る見込み

『ヴェノム:ザ・ラストダンス』写真:Sony Pictures Entertainment
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今週末公開される『ヴェノム:ザ・ラストダンス』は、北米で6500万ドル、海外では1億ドルの興行収入となる見込み。三部作の北米公開は、ソニーが誇るアンチヒーロー・フランチャイズの最低記録となってしまいそうだ。

最初の『ヴェノム』は2018年に8,020万ドルと大ヒットを記録。1年後に『ジョーカー』(9620万ドル)に王座を奪われるまでは首位に立ち続けた。2021年10月に公開された第2弾『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』 は9,000万ドルの興行収入を記録し、パンデミックからの回復途上にあった映画館経営者にとっては好材料、ソニーにとっては大きな勝利となった。

『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』が前代未聞のシネマスコアD、3700万ドルと低空飛行の結果となった今、第3弾『ヴェノム:ザ・ラストダンス』は、2024年10月最大のオープニング興収を記録することは間違いないだろう。

水曜日『ヴェノム:ザ・ラストダンス』初の海外市場で公開され、中国では期待以上の930万ドルを記録。これは、コミック映画としては同じソニーの『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』以来最大の初日興収となった。これを受けて、ソニーは海外でのオープニング予想を8500万ドルから1億ドルに上方修正した。

ケリー・マルセル監督による『ヴェノム:ザ・ラストダンス』の主演はトム・ハーディ。ハーディは、長年のクリエイティブパートナーであり、本作で監督デビューとなるマルセルと共同で脚本も執筆している。

※本記事はオリジナル記事から抄訳・要約しました。翻訳/山中 彩果

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