【Criterion Collection】歴代の名作から近年話題作品まで紹介。サブスク時代にBlu-ray・DVDをコレクションしたくなる理由とは?

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ストリーミングで映画を視聴するのは手軽で便利だが、物理メディアのケースを開け、Blu-rayや4K Ultra HDディスクをプレーヤーにセットする体験には特別な魅力がある。アートワーク、優れた画質、豊富なボーナス特典は、ストリーミングでは味わえない楽しみだ。

自宅で映画ライブラリーを充実させたいなら、映画ファンに支持されるホームビデオ会社Criterion Collectionがおすすめだ。同社は1984年の設立以来、世界中の重要な古典映画や現代映画を最高の技術品質で提供している。映画好きが納得するセレクトと魅力的なジャケットも愛される理由だ。

この記事では、歴代の名作から近年の作品まで、Criterion Collection作品を中心に4K UHD、Blu-ray、DVDのおすすめ作品を紹介する。

Risky Business (The Criterion Collection) [4K UHD]

引用元:Amazon

1983年公開の『卒業白書』(原題:Risky Business)は、ポール・ブリックマン監督の青春映画で、トム・クルーズの出世作として知られる。シカゴ郊外に住む高校生ジョエル(トム・クルーズ)が、両親の留守中に巻き起こす騒動を描く。レベッカ・デモーネイが共演し、彼女との共演シーンや、トム・クルーズがシャツとブリーフ姿で踊るシーンは映画史に残る名場面となった。また、劇中に登場する1979年製のポルシェ928は、映画の象徴的存在として注目を集め、198万ドルとうい高額で落札された。

WALL•E (The Criterion Collection) [4K UHD]

引用元:Amazon

2008年公開の『ウォーリー』(原題:WALL•E)は、ピクサー・アニメーション・スタジオが制作し、アンドリュー・スタントンが監督を務めた長編アニメーション映画。29世紀の地球を舞台に、700年間孤独にゴミ処理を続けるロボット、ウォーリーの物語が描かれる。彼はある日、最新型ロボットのイヴと出会い、彼女との交流を通じて人間性や愛を学んでいく。本作は、環境問題や人間性への洞察を巧みに織り交ぜ、セリフを最小限に抑えた表現が高く評価された。第81回アカデミー賞では長編アニメーション賞を受賞し、視覚的美しさと深いテーマ性で多くの観客を魅了した。

Pat Garrett and Billy the Kid (Criterion Collection) [Blu-ray]

引用元:Amazon

1973年公開の『ビリー・ザ・キッド/21才の生涯』(原題:Pat Garrett and Billy the Kid)は、サム・ペキンパー監督による西部劇。無法者ビリー・ザ・キッド(クリス・クリストファーソン)と、彼を追う保安官パット・ギャレット(ジェームズ・コバーン)の複雑な友情と対立を描く。音楽はボブ・ディランが担当し、彼自身もエイリアス役で出演している。ペキンパー監督の独特の演出と、ディランの楽曲「ノッキング・オン・ヘブンズ・ドア」が印象的な作品だ。

After Hours (The Criterion Collection) [4K UHD]

引用元:Amazon

1985年公開の『アフター・アワーズ』(原題:After Hours)は、マーティン・スコセッシ監督によるブラックコメディ映画。主人公のポール・ハケット(グリフィン・ダン)は、ニューヨークのソーホー地区で一夜にして奇妙な出来事に巻き込まれる。共演にはロザンナ・アークエットやテリー・ガーが名を連ねる。スコセッシ監督の独特な演出と、予測不能なストーリー展開が見どころであり、1986年のカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した。

Podcast-Bound (The Criterion Collection) [4K UHD]

引用元:Amazon

1996年公開の『バウンド』(原題:Bound)は、ウォシャウスキー姉妹(当時は兄弟)の初監督作品で、フィルム・ノワールの要素を取り入れたクライム・サスペンス映画。主演はジェニファー・ティリーとジーナ・ガーションで、マフィアの情婦ヴァイオレット(ティリー)と元受刑者のコーキー(ガーション)が、200万ドルを奪取し逃亡を図る物語が描かれる。本作は、巧妙な脚本とスタイリッシュな映像美が高く評価され、1997年のポルト国際映画祭でグランプリと主演女優賞(ティリー)を受賞した。

Anatomy of a Fall (The Criterion Collection) [DVD]

引用元:Amazon

2023年公開の『落下の解剖学』(原題:Anatomy of a Fall)は、ジュスティーヌ・トリエ監督によるフランスの法廷スリラー映画。主演のサンドラ・ヒュラーは、夫の不審死により殺人容疑をかけられる作家サンドラを演じる。物語は、彼女の無実を証明しようとする法廷闘争と、11歳の弱視の息子との関係を描く。本作は第76回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞し、批評家から高い評価を得た。日本では2024年2月23日に公開予定だ。

Do the Right Thing (Criterion Collection) [Blu-ray]

引用元:Amazon

1989年公開の『ドゥ・ザ・ライト・シング』(原題:Do the Right Thing)は、スパイク・リーが監督・脚本・主演を務めた社会派ドラマ。ニューヨーク・ブルックリンの黒人街ベッドフォード・スタイヴェサントを舞台に、猛暑の日に起こる人種間の緊張と対立を描く。ダニー・アイエロ、オジー・デイヴィス、ルビー・ディーらが共演し、リーの妹であるジョイ・リーも出演している。本作は、アメリカ社会における人種問題を鋭く描写し、公開当時から高い評価を受けた。第62回アカデミー賞では助演男優賞(ダニー・アイエロ)と脚本賞にノミネートされた。

Criterion Collection: the Before Trilogy [Blu-ray] [Import]

引用元:Amazon

『ビフォア』三部作は、リチャード・リンクレイター監督が手掛けた恋愛映画シリーズで、イーサン・ホークとジュリー・デルピーが主演を務める。1995年の『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』では、ウィーンで偶然出会ったアメリカ人青年ジェシーとフランス人女性セリーヌの一夜の交流が描かれる。続く2004年の『ビフォア・サンセット』では、9年後にパリで再会した二人の再燃する感情が描かれ、2013年の『ビフォア・ミッドナイト』では、さらに9年後、ギリシャで家族となった二人の関係性が描かれる。各作品は9年ごとに制作され、登場人物の成長と時間の経過をリアルに反映している点が特徴。このシリーズは、自然な会話劇と深い人間描写で高い評価を受け、恋愛映画の名作として知られている。

Godzilla: The Showa-Era Films, 1954-1975 (Criterion Collection) [Blu-ray]

引用元:Amazon

『ゴジラ:昭和期の映画 1954-1975』は、1954年から1975年にかけて制作されたゴジラシリーズ全15作品を収録したコレクション。この期間、ゴジラは核の恐怖を象徴する存在から、地球を守るヒーローへと進化し、多彩な怪獣との戦いを繰り広げた。本コレクションには、初代『ゴジラ』や『キングコング対ゴジラ』、『モスラ対ゴジラ』などの名作が含まれており、特撮技術の進化や時代背景を反映した作品群が楽しめる。また、各作品のデジタルリマスター版や特典映像も収録されており、ゴジラファンや映画愛好家にとって貴重な資料となっている。

World of Wong Kar Wai (Criterion Collection) [Blu-ray]

引用元:Amazon

『World of Wong Kar Wai』は、香港の著名な映画監督ウォン・カーウァイの代表作を集めたコレクション。このセットには、『欲望の翼』(1990年)、『恋する惑星』(1994年)、『天使の涙』(1995年)、『ブエノスアイレス』(1997年)、『花様年華』(2000年)、『2046』(2004年)など、彼の主要な作品が含まれている。これらの映画は、独特の映像美と音楽、そして人間関係の複雑さを描いたストーリーで高い評価を受けている。特に『花様年華』は、カンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞し、国際的な注目を集めた。このコレクションは、ウォン・カーウァイの映画世界を堪能する絶好の機会であり、映画ファン必見の内容となっている。

PERFECT DAYS 通常版【2枚組】 [Blu-ray]

引用元:Amazon

『PERFECT DAYS』は、ドイツの名匠ヴィム・ヴェンダース監督が手掛け、役所広司が主演を務める2023年公開の日本映画。東京・渋谷でトイレ清掃員として働く平山(役所広司)の静かで淡々とした日常を描きつつ、彼の過去や人間関係が徐々に明らかになる。共演には柄本時生、中野有紗、アオイヤマダ、麻生祐未、石川さゆり、田中泯、三浦友和らが名を連ねる。本作は第76回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞し、役所広司の演技が高く評価された。また、第96回アカデミー賞国際長編映画賞部門の日本代表作品にも選出されている。

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