ブロードウェイ興行収入:『Death Becomes Her』がプレビューで100万ドル、『Sunset』が170万ドルに到達
ブロードウェイの多くの新しいショーが、開幕やホリデーシーズンに向けて準備を進める中、1992年の映画をミュージカル化した『Death Becomes Her(原題)』が先週、早くも明るく好調なスタートを切った。
ジェニファー・シマード、メーガン・ヒルティ、ミシェル・ウィリアムズ主演のこの作品は、ハロウィーンとのタイアップもあり、初週7公演で107万ドルを売り上げた『Death Becomes Her(原題)』は11月21日にラント=フォンタン劇場で開幕予定。
ニコール・シャージンガー主演の『サンセット大通り』は、リバイバル公演で172万ドルを売り上げ、この週の興行収入で業界トップ3となった。
キット・コナーとレイチェル・ゼグラー主演の『ロミオ+ジュリエット』は、サークル・イン・ザ・スクエア劇場での開幕後。1週間の公演で100万ドル強を売り上げた。
『ウィキッド』が230万ドル近くで業界興行収入をリード。『ライオンキング』が190万ドル、『サンセット大通り』、『ハミルトン 』が171万ドル、『MJ・ザ・ミュージカル 』が150万ドルと続く。
『Death Becomes Her』のほかにも、多くの新作がプレビュー公演中である。難破船から生還した4人を描いた新作ミュージカル『Swept Away(原題)』は、先週ロングエーカー劇場でプレビュー公演を開始し、82%のキャパシティ、5公演で35万ドルの興行収入を獲得した。エルトン・ジョンが音楽を担当した新作ミュージカル『Tammy Faye(原題)』は、先週パレス劇場で6回のプレビュー公演を行い、64%のキャパシティを記録した。どちらも、11月19日と11月14日の初日に向けて、さらに数字を上げていく必要がある。
※本記事はオリジナル記事から抄訳・要約しました。翻訳/山中 彩果