デンゼル・ワシントン、米国の政治情勢に私見「両陣営に操られていることを自覚すべき」
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オスカー俳優のデンゼル・ワシントン(69)が、現在のアメリカの政治情勢について自身の考えを示した。
リドリー・スコット監督の新作『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』に出演するワシントンは、英『The Sunday Times』のインタビューに登場。今月初めにドナルド・トランプ氏が勝利した大統領選について質問され、「アメリカの外側からあれこれ言うのは簡単」と前置きしながら、次のように答えた。
「すべては政治で、すべての約束は守られません。情報化時代の今、右も左も関係なく、国民を操るツールの使い方を学んだ方がいい。私のデビュー作『ハロー、ダディ!』(’81年)には、『民衆に権力を?ああ、かつてはそうだった。石器時代と呼ばれた時代だ』という名セリフがあります」
そして、「今や私たちは皆、情報の奴隷です。本当にそうなんです。だから、この人はおかしいとか、もう一人はまともだとか、リーダーについてどう感じようとも、自分が両陣営に操られていることを自覚すべきですね」と見解を述べ、「そう、だからこそ映画を観に行くんです」と続けた。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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