次世代のドル箱スター、ティモシー・シャラメの出演映画10選

ティモシー・シャラメ出演の人気作10選を紹介 写真: Everett (3)
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映画『君の名前で僕を呼んで』から『デューン』シリーズ、そして『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』まで、米『ハリウッド・リポーター』が“次世代のドル箱スター”こと、ティモシー・シャラメの人気作10本を紹介。

1.『君の名前で僕を呼んで』

『君の名前で僕を呼んで』写真: Sony Pictures Classics/Courtesy Everett Collection

1983年の北イタリアを舞台とし、17歳のエリオ(シャラメ)と24歳の大学院生オリバー(アーミー・ハマー)との恋愛関係を描いている。オリバーは、エリオの父親であるサミュエル(マイケル・スタールバーグ)のアシスタントでもある。本作でシャラメは初めて、そして今のところ唯一のアカデミー賞にノミネートされた。



2.『レディ・バード』

『レディ・バード』写真: Courtesy of Everett Collection

シャラメは、グレタ・ガーウィグの監督デビュー作でカイル役を演じ、“バッド・ボーイ”の典型を体現。シャラメ演じる教養があり謎めいたカイルは、バンドでベースを弾き、手巻きタバコを吸い、カフェの外で読書をする。そして彼は「金が嫌いだ」と延々と語り、シアーシャ・ローナン演じる“レディ・バード”に、携帯電話を持てば政府に監視されることになると警告したりする。



3.『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』

『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』写真: Courtesy Everett Collection

シャラメが演じるのは、メグ(エマ・ワトソン)、ジョー(シアーシャ・ローナン)、ベス(エリザ・スカンレン)、そしてエイミー(フローレンス・ピュー)のマーチ姉妹の友人ローリー。ローリーはジョーに恋をして求婚するが、彼女は兄弟としての愛情しか持てないと告げて断る。失恋の痛手を抱えてヨーロッパへ旅立ったローリーは、そこでエイミーと出会い、心を通わせ結婚することになる。


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4.『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』

『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』写真: Courtesy Everett Collection

『フレンチ・ディスパッチ』でゼフィレッリを演じたシャラメは、わずか20分足らずの出演時間で『レディ・バード』で演じたような“バッド・ボーイ”の姿に戻っている。彼のキャラクターは反抗的な学生運動家で、自らの解放運動を主導し、そのためのマニフェストを執筆している。共演はフランシス・マクドーマンド、レア・セドゥ、リナ・クードリほか。

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5.『DUNE/デューン 砂の惑星』

『DUNE/デューン 砂の惑星』写真: Warner Bros/Courtesy Everett Collection

シャラメはドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による『デューン』で、SF界の英雄であるポール・アトレイデスを演じた。原作のフランク・ハーバートによる小説シリーズは、貴族の家系であるアトレイデス家が、アラキスの最も貴重な資源である「スパイス」を巡る戦争に巻き込まれる物語を描く。その一方で、後継者のポールは、不吉な未来を暗示する幻視に苦しみ、フレメンを探し出す旅に出る。フレメンこそが、彼の頭に浮かぶ恐ろしい未来を終わらせる唯一の希望となる可能性があるのだ。



6.『ドント・ルック・アップ』

『ドント・ルック・アップ』写真: Courtesy Everett Collection

『ドント・ルック・アップ』でシャラメ演じるユールは、ケイト(ジェニファー・ローレンス)が天文学者のランドール(レオナルド・ディカプリオ)とともに、地球に接近し惑星を破壊する彗星について人類に警告するメディアツアーを行う中で、彼女に恋をする。ユールとケイトがキスを交わした後、彼は自身のキリスト教信仰を告白し、最終的に映画の中で人々を導いて祈りを捧げることとなる。

7.『ボーンズ アンド オール』

『ボーンズ アンド オール』写真: Courtesy Everett Collection

『ボーンズ アンド オール』は、人食いの若者リー(シャラメ)と同じ習性をもつマレン(テイラー・ラッセル)の物語。2人は80年代のアメリカを横断する旅に出て、情熱的な恋に落ちていく。ワールドプレミアの記者会見において、シャラメは『君の名前で僕を呼んで』に続いてルカ・グァダニーノ監督と再び仕事をすることに興奮していたと説明し、その理由として「現実に根ざした物語」を語りたかったこと、そして「あらゆる面で社会から疎外された人々について」描きたかったことを挙げた。



8.『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』

『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』写真: Courtesy of Warner Bros. Pictures

シャラメは人気キャラクターの前日譚となる本作で、若きウィリー・ウォンカに変身。シャラメはこのミュージカル映画でビング・クロスビーを彷彿とさせる歌唱力を披露、ポール・キング監督は「壮大に人を惹きつけたり、真に迫る純粋な感情をあらわにしたり、とにかく音域が広い。彼はすべてをこなすのです…」と絶賛している。



9.『デューン 砂の惑星PART2』

『デューン 砂の惑星PART2』写真: Courtesy Warner Bros. Pictures

『デューン2』は、「何世代にもわたるSF映画の中でも最高の作品の一つ」と評価されており、シャラメがその一翼を担っていることは疑う余地がない。続編では、シャラメは「若草物語」のフローレンス・ピューと再共演。ピューは、本作のニューヨークプレミアで「本当に素晴らしい経験でした」と振り返り、主人公ポールを演じるシャラメの演技を絶賛している。


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10.『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』

『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』写真: Searchlight Pictures/Courtesy Everett Collection

シャラメは、伝記映画「名もなき者」で歌手のボブ・ディランを演じる。本作は、若きディランが1965年のニューポート・フォーク・フェスティバルでエレクトリックギターを手にし、フォークミュージック・シーンに衝撃を与えた時期を描く。ジェームズ・マンゴールド監督によると、シャラメは本作で自ら歌唱を担当しているという。

『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は、2025年2月28日公開。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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