【訃報】盲目の元子役、LA火災で死亡:母親が悲痛のコメント

LA火災4件で2人死亡「封じ込めゼロ」参照
水曜日、パシフィック・コースト・ハイウェイで住宅を燃やすパリセーズ火災の炎を見守る消防士。 PHOTO BY APU GOMES/GETTY IMAGES
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生まれつき目が見えず、脳性麻痺を抱えて暮らしていた元子役のロリー・サイクス氏が水曜日、マリブの実家で亡くなったと母が公表。享年32歳だった。

母親のシェリー・サイクス氏によると、幼少期からテレビ番組に出演し、後に障害とともに生きることについて講演活動をしていたロリー・サイクス氏が、壊滅的な被害をもたらしたロサンゼルスの山火事で亡くなった。

「昨日、マリブの火災により私の美しい息子@Rorysykesが亡くなったことを発表しなければならないのは非常に悲しいことです。完全に心が張り裂けている」とシェリーさんは木曜日に投稿した。
「彼は手術や治療で多くのことを乗り越え、視力を取り戻し、歩くことを学べるようになりました。痛みがあるにもか関わらず、彼はアフリカから南極まで私と一緒に世界を旅することを目標としていました。 …多くの人が彼を恋しがるでしょう。」

1992年7月29日に英国で生まれたロリーは、子供の頃にオーストラリアに移住し、最近米国に移住していたとオーストラリアのニュースが報じた。

母シェリーは、息子ロリーは亡くなった時、家族が所有する「マウント・マリブテレビスタジオ敷地」にあるコテージに滞在していたと語った。LA消防当局は、ロリーは一酸化炭素中毒で死亡したと発表した。

「水道が止まっていたので、屋根の燃え殻をホースで消すことができませんでした。 …50人の勇敢な消防士がいたにも関わらず、一日中水が無かった」と彼女はXの投稿でシェアした。
AP通信当局者らは、LAの消火栓の一部が枯渇し、需要が高かったために水圧が低くなっていたと報告している。

ロリーは、1998年イギリスのテレビ番組『Kiddy Kapers』に出演、2003年にはオーストラリアのテレビ番組『Mornings with Kerri-Anne』にも出演。ロリーのWebサイトによると、慈善家でもあり、トニー・ロビンズ財団や脳性麻痺同盟などの団体で講演活動を行なったり、コンサルタントとしても活動していた。

母シェリーによると、彼は慈善団体「Happy Charity」の共同設立者でもあり、熱心なゲーマーでもあったそう。

最初の山火事がパシフィック・パリセーズで発生し、一夜にしてマリブとサンタモニカの一部に広がった火曜日以来、ロサンゼルス各地の消防は、イートン地域、ハースト地域、ケネス地域など、郡内で発生している活発な山火事の鎮火に精力的に取り組んでいる。
ロサンゼルス検視局は金曜日、死者数が11人に増加したと発表した。(この中にロリー氏が含まれているかどうかは不明。)

土曜午後の時点で、ケネス地域は80%ト鎮火している。一方、海岸線近くのパリセーズ地域は11%、そしてイートン地域は15%、サンタクラリタ南部のハースト地域は77%の鎮火率となっている。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

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