『大きな玉ねぎの下で』で初共演、桜田ひよりの神尾楓珠のイメージは「陽より陰」
ロックバンド「爆風スランプ」が1985年にリリースしたバラードに着想を得た映画『大きな玉ねぎの下で』の完成披露試写会が15日、東京・ユナイテッドシネマ豊洲で行われた。
ダブル主演の神尾楓珠と桜田ひより、山本美月、中川大輔、asmi、西田尚美、原田泰造、江口洋介、草野翔吾監督が上映前に舞台挨拶。
平成元年の大ヒット曲に隠された青春の物語伝説的バンド爆風スランプのボーカル、サンプラザ中野が綴るせつなさあふれる青春恋愛小説。
武道館で初めて待ち合わせをしたペンフレンドカップルの愛の行方は…
サンプラザ 中野 (著)
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1999年に活動を休止した爆風スランプのベスト・アルバム。32曲収録。
神尾は、「客観的には見られないので、どう感じてもらえるか不安もあるのですが、聞いた話によれば評判がいいみたいなので、いい作品だと思う。だからけっこうドキドキです」と素直な心情を吐露した。
カフェバーで昼と夜に分かれてアルバイトをしている男女が、引き継ぎの連絡ノートを介して大きな玉ねぎの下(日本武道館の擬宝珠)で初めて待ち合わせをするラブストーリー。
主演の2人は初共演で、桜田は「陽より陰のイメージだったので、コミュニケーションが取れるか不安だった。でも、気さくでやさしいお兄さんでした」と暴露。
神尾は、「そんなに心配していたんだ」と苦笑することしきりだ。
主題歌「大きな玉ねぎの下で」をカバーしたasmiは、「生まれる前の曲だけれど、令和の時代の人にも届けられるよう責任重大だと思い気合が入りました」と笑顔。
映画館という慣れない空間で生歌唱を披露し、「こんなに緊張したのは初めてかも。でも、夢みたいで
した」と満足げに語った。
神尾は、「素敵でしたね。情景が浮かんでくるし、心にすっとしみ込んできた」と感激の面持ち。
桜田も、「撮影中ずっと聴いていたけれど、やっと生歌が聴けて感動しています」と笑顔で話した。
『大きな玉ねぎの下で』は、2月7日から全国で公開される。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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