溝端淳平『キャプテン・アメリカ』最新作で主役継承「今後のMCUの展開の第一歩」

米マーベル・スタジオの最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』キックオフイベントにて。左から)ぱーてぃーちゃんのすがちゃん最高№1、平岳大、溝端淳平、ぱーてぃーちゃんの金子きょんちぃ、信子 ©︎The Hollywood Reporter Japan
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米マーベル・スタジオの最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』のキックオフイベントが21日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、日本語吹き替え版の声優を務めた溝端淳平、日本の首相役で出演の平岳大が出席した。

溝端は2014年『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』でアンソニー・マッキーが演じるサム・ウィルソン(ファルコン)の声を担当して以来、7作目にしてキャプテン・アメリカを継承。「愛してやまないMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の世界でサムの声をやってきて、分身のように思っていた。正式にキャプテン・アメリカを継承し主役として帰ってこられ感慨深い」と笑顔で話した。

新作『キャプテン・アメリカ』にてサム・ウィルソンの日本語吹き替えを担当した溝端淳平 ©︎The Hollywood Reporter Japan
新作『キャプテン・アメリカ』にてサム・ウィルソンの日本語吹き替えを担当した溝端淳平 ©︎The Hollywood Reporter Japan

それだけに、アフレコは「今まで以上にプレッシャーがあった。ファルコンとは違う一面、リーダー感が頼もしく新しいチャレンジだった」と回想。その上で「サムもプレッシャーと闘い、葛藤しながら戦う姿に励まされ声を当てた。充実した収録で、精いっぱい頑張りました」と胸を張った。

一方の平は、5年前から米国に拠点を移し、昨年のドラマ『SHOGUN 将軍』ではエミー賞の助演男優賞にノミネートされた。今回のオファーについては、「新しい扉が開いたというか、コマが一つ進んだ」と喜びを語った。

劇中では米大統領役のハリソン・フォードと対峙。「めちゃくちゃビビりました。ハリソンさんが現場に来るだけで、たくさんいたエキストラを含め皆が拍手で迎えていた」と振り返った。

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』出演の平岳大 ©︎The Hollywood Reporter Japan
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』出演の平岳大 ©︎The Hollywood Reporter Japan

マーベルファンというお笑いトリオ「ぱーてぃーちゃん」も“乱入”し、ヒット祈願で宿敵のレッドハルクを倒す意味を込めて赤い瓦割りにも挑戦。末広がりで8枚の瓦を見事に割った溝端は、「新しいキャプテン・アメリカ、サムの物語が始まります。今後のMCUの展開につながる第一歩です」と声高らかに宣言した。

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は、2月14日に全国で公開される。

取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元

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