ライアン・ゴズリング、『スター・ウォーズ』新作映画に主演か 監督はショーン・レヴィ
俳優のライアン・ゴズリングが、映画『デッドプール&ウルヴァリン』のショーン・レヴィ監督による『スター・ウォーズ』の新作映画に主演交渉中であることが分かった。
レヴィは2022年から本作の開発を進めており、『あなたを見送る7日間』や『アダム&アダム』でレヴィとタッグを組んだジョナサン・トロッパーが1年以上かけて脚本を執筆している。レヴィは自身の制作会社21 Lapsを通じて製作も手がけ、『スター・ウォーズ』を統括するキャスリーン・ケネディとルーカスフィルムも参加している。
レヴィの『スター・ウォーズ』映画が、いつの時代を舞台にするのかは明らかになっていない。『スター・ウォーズ』の物語は数百年にわたり、銀河共和国から独裁政権、そして反乱軍へと移り変わる様を描いてきた。ジェダイやその敵であるシスが登場するかも不明だ。ただし、ルーク・スカイウォーカーや父アナキンといった登場人物を中心としたスカイウォーカー・サーガとは無関係であることが判明している。
情報筋によると、本作は独立した単体の映画になる予定だという。ルーカスフィルムは、契約や作品の詳細についてコメントを控えている。
ゴズリングとの契約が成立すれば、本作はレヴィの次回作となるだけでなく、次の『スター・ウォーズ』映画として今秋にも撮影が開始される可能性がある。
ゴズリングの参加は、『スター・ウォーズ』映画がトップ俳優を起用する稀有な例となる。オリジナル三部作は新人俳優とイギリスのベテラン俳優を起用し、マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャーを一躍スターに押し上げた。新3部作/プリクエル・トリロジーも同様のモデルを踏襲したが、『ファントム・メナス』では『シンドラーのリスト』でアカデミー賞にノミネートされたリーアム・ニーソンを起用して陣容を強化。ディズニー時代には、J・J・エイブラムスが新進気鋭の才能を起用する一方で、オリジナルキャストも呼び戻している。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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