2025 年アカデミー賞:ノミネート者へのインタビュー
今年のアカデミー賞は、『エミリア・ペレス』が13部門でノミネートされ、トップを飾った。『ブルータリスト』と『ウィキッド ふたりの魔女』が10部門で並び、『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』と『教皇選挙』が8部門にノミネートされた。
米ハリウッド・レポーターは、アカデミー賞候補となっている映画について、多くのクリエイターにインタビューしてきた。
コラリー・ファルジャ (監督賞) フランスの女性監督ココラリー・ファルジャは、『サブスタンス』で作品への思いを語った。「この映画のテーマは、私が長い間取り組んできたものです」と長年温めていたテーマに挑戦し、作品の不穏な側面に向き合う強さを持っていると語った。
エドワード・ベルガー (監督賞) 教皇をテーマにした『教皇選挙』の監督エドワード・ベルガーは、この映画のオスカーでの話題性と最近の米国大統領選挙との類似点について語った。映画が疑念と確信の振り子を描いていると説明。
モハマド・ラスロフ (最優秀国際長編映画賞) 『聖なるイチジクの種』の監督モハマド・ラスロフは、イランから脱出した経験を共有。イスラム共和国を「テロリスト」と表現し、他の反体制派監督への希望を語った。
フェルナンダ・トーレス (主演女優賞) 『I’m Still Here(原題)』の主演俳優フェルナンダ・トーレスは、実話に基づく抵抗の物語に主演することと、彼女のキャラクターの強さを称えた。
カルラ・ソフィア・ガスコン(主演女優賞) 『エミリア・ペレス』の主演女優カルラ・ソフィア・ガスコンは、最初の trトランスジェンダー俳優としてアカデミー賞主演女優部門にノミネートされた歴史的瞬間について語った。
その他、ヨハン・グリモンプレ(ドキュメンタリー部門)、ギンツ・ジルバロディス(国際長編アニメ部門)、アダム・エリオット(アニメ部門)などが、それぞれの作品への思いを語っている。
完全なインタビューは、THR.comでお読みください。
第97回アカデミー賞授賞式は3月2日、コナン・オブライエンの司会のもと開催される。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
【関連記事】
- 【米アカデミー】予想外のノミネーション:驚きと失望
- 米アカデミー賞(2025)ノミネート一覧:『エミリア・ペレス』が最多13部門にノミネート!
- ブラジル映画『I’m Still Here(原題)』、アカデミー国際長編映画賞の有力候補か
- トランス俳優カルラ・ソフィア・ガスコンの歩み 無名の存在からオスカー有力候補に
- 今世界で話題のリーダーたちの愛読書と著書