『ブルータリスト』撮影中のエイドリアン・ブロディに降りかかったまさかのハプニング
エイドリアン・ブロディは、話題作『ブルータリスト』撮影中に顔のあるパーツを危うく失いかけたようだ。
月曜日、ブロディはジミー・ファロンが司会を務める『ザ・トゥナイト・ショー』に出演し、オスカー賞候補となった彼の主演作について語った。
『ブルータリスト』は2月21日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開
監督・共同脚本・製作:ブラディ・コーベット/共同脚本:モナ・ファストヴォールド出演:エイドリアン・ブロディ、フェリシティ・ジョーンズ、ガイ・ピアース、ジョー・アルウィン、ラフィー・キャシディ2024 年/アメリカ、イギリス、ハンガリー/ビスタサイズ/215分/カラー/英語、ハンガリー語、イタリア語、ヘブライ語、イディッシュ語/5.1ch/日本語字幕翻訳:松浦美奈/原題『THE BRUTALIST』/配給:パルコユニバーサル映画/映倫区分:R-15
劇中のブロディは30歳も年をとるために大掛かりな特殊メイクが必要だったというが、メイクアップアーティストに本物の鼻を付け鼻と勘違いされ、危うく削ぎ落とされかけたというエピソードをファロンに披露した。
ブロディは次のように語った。「たくさんの特殊メイクを使わないといけなかったんだ。 目まぐるしく動く映画は、可笑しいくらいにみんなとても忙しいんだ。そういうわけで撮影中はいつも初対面のスタッフと仕事をしていて、その時は特殊メイクを取り除いてくれていた」そんな中で事件は起こった。ブロディによれば、「ある女性スタッフがせっせと僕の鼻に溶剤をかけ始めた」のだとか。
そして、「彼女は一生懸命鼻を取り外そうとしていたから僕が『まさか外そうとしてる?』って聞いたら『はい』って言うんだ。だから思わず『それは外れないって!』って言っちゃったよ」と彼は振り返った。
『戦場のピアニスト』に主演したスターはそのメイクアップ・アーティストがすぐさま彼に謝罪したことを明かした後、「これは日記に書いておかなきゃね」と付け加え、一同の笑いを誘った。
ブラディ・コーベット監督の『ブルータリスト』は、ブロディの主演男優賞と、コーベットの監督賞を含むアカデミー賞10部門にノミネートされている。二人は先月のゴールデングローブ賞でそれぞれ受賞している。 受賞スピーチでブロディは、ハンガリー系アメリカ人の両親に感謝した上で、自身のキャリアを振り返った。
その中で彼は「もう何年も、何十年も経っている。長い人生とキャリアを歩んできて、たくさんの山あり谷ありで、視野が広がったよ」としつつ、「この一期一会の瞬間に、とても感謝している。 僕は恵まれたキャリアを歩んできたと思うけど、見ての通り、これほど有意義な作品に関わる機会を見つけるのは難しいからね。そして、自分の人生においてまたこうして栄誉に預かることができるということは、やりがいを与えてくれるし、僕にアメリカ人の俳優としての人生を始めて、夢を追いかける機会を与えてくれた家族の苦労や苦難に報いてくれるものでもある」と感謝の意を表した。
※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら
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