『デッドプール』原作者、マーベルとの決別を表明「私を辱めた」

マーベル・コミック『デッドプール』のクリエイター、ロブ・ライフェルド 写真:Dimitrios Kambouris/Getty Images
マーベル・コミック『デッドプール』のクリエイター、ロブ・ライフェルド 写真:Dimitrios Kambouris/Getty Images
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コミック『デッドプール』のクリエイター、ロブ・ライフェルドが、30年以上の関係を持つマーベルとの決別を表明した。

ライフェルドは90分に及ぶ自身のポッドキャスト「Robservations」で、決断について詳しく語った。特に7月に行われた映画『デッドプール&ウルヴァリン』のニューヨークプレミアでの冷遇について説明している。


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デッドプール

プレミアでは、自身と家族がアフターパーティーに招待されず、マーベル・スタジオの責任者であるケビン・ファイギ氏を含むディズニーの幹部陣からも軽視されたと感じたという。ファイギ氏はレッドカーペットで近くにいたにもかかわらず、ライフェルドに声をかけることはなかったそうだ。

アフターパーティーへの参加を拒否されたことについて、ライフェルドは「私を辱め、貶め、打ち負かすことを意図していた」と思いを述べた。

さらに、ライフェルドは『デッドプール&ウルヴァリン』の製作チームとの写真撮影に応じたが、後にそれらの写真が削除されたと広報担当者から告げられた。ライフェルド自身は、写真は儀礼的に撮影されただけで、使用する意図はなかったと考えている。ただし、ライフェルドや家族との写真は、ディズニーのGettyプレス用ポータルに掲載された。

7月のプレミア直後、ライフェルドはマーベルとの関係を断つことを決意。マーベルはもはや、自身を必要としていないと感じたという。

ライフェルドは、2023年初頭にマーベルがウルヴァリンのクレジットを変更し、編集者のロイ・トーマスに共同クリエイター資格を与えるという物議を醸す決定を下したことで、同社に対する不快感が始まったと述べている。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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