マドンナ役オーディションの裏側──ジュリア・ガーナーが語る映画への思い

2022年に“ポップの女王”マドンナ役に選ばれた女優ジュリア・ガーナーが、製作が難航しているとされる伝記映画について、オーディション時の秘話を語った。
ガーナーは、俳優のウィル・アーネット、ショーン・ヘイズ、ジェイソン・ベイトマンがホストを務めるポッドキャスト「SmartLess」に出演。ユニバーサル・ピクチャーズが一時中断した伝記映画の現在の状況について問われ、「今も映画化に向けて動いているはず」と答えた。
マドンナ役を演じることになった経緯について、ガーナー(31歳)は「マドンナの大ファンで、子どもの頃から彼女の音楽を聴いて育った」と明かす。さらに「映画の制作が進行していると知り、すぐにオーディションを受けることにしました。私はダンスの訓練を受けたことがなかったので、まず踊りを学び、マドンナの前で実際に踊って『自分は踊れるし、歌える』と納得させなければなりませんでした」と振り返った。
緊張しながらも「“マドンナだったらどうする?”と自分に問いかけていました。彼女なら“自分にはここにいる価値がある”と信じさせるはず。それを実行したんです。『これが私。受け入れるかどうかはあなた次第』という気持ちで挑みました」と語った。
本作は当初、マドンナ本人が監督を務める予定だったが、2023年にユニバーサルが製作を一時保留。その後、2024年にマドンナがワールドツアー「Celebration Tour」を終えた直後、自身のInstagramで脚本作業を再開していることを明かしている。
一方でマドンナは、Netflixでショーン・レヴィ監督とともにリミテッドシリーズの制作にも取り組んでおり、こちらは現在、開発の初期段階にある。
ガーナーは番組の終盤で再び「映画はまだ進行中です」と述べた上で、「素晴らしいものは完成までに時間がかかるもの」とし、実現への期待をにじませた。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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