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シルヴェスター・スタローン、トランプ大統領の“ハリウッド特別大使”任命に困惑「テレビのニュースで知った」

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シルヴェスター・スタローン、ハリウッド特別大使任命に困惑、ドナルド・トランプ大統領
シルヴェスター・スタローン、ドナルド・トランプ大統領 写真:Paul Morigi/Getty Images; Charles McQuillan/Getty Images
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昨年1月、ドナルド・トランプ大統領は、シルヴェスター・スタローン、ジョン・ヴォイト、メル・ギブソンの3人を「ハリウッド特別大使」に任命すると発表した。この経緯について、スタローン本人が「事前の通知はなく、テレビのニュースで初めて知った」と明かした。

3人の選出理由について、トランプ大統領は「この4年間で多くの仕事を外国に奪われたハリウッドを、かつてないほど大きく、より優れた、強い姿で取り戻すための特使」とSNSで説明。「ハリウッドにおける私の目と耳」となり、「彼らの提案は必ず実行に移す」と述べていた。

しかし、スタローンはこの役割を望んで引き受けたわけではないという。『ロッキー』シリーズ(1976~2006年)で知られるスタローンは、当時のことを振り返り、こう語った。

「いつの間にかそうなっていたんだ。ある晩テレビを見ていたら、『シルヴェスター・スタローンとメル・ギブソン、ジョン・ヴォイトが……』と聞こえてきて、『え? ちょっと待ってくれ、本当か?』と思った。最初に相談されていたら、『それは無理だ』と答えていただろう」

(左から)ジョン・ヴォイト、メル・ギブソン、シルヴェスター・スタローン
(左から)ジョン・ヴォイト、メル・ギブソン、シルヴェスター・スタローン 写真: Jon Kopaloff/Getty Images; Jeff Spicer/Getty Images; David Becker/Getty Images

スタローンは、この役割を担うことに懸念を抱いていたという。

「ハリウッドは、いわば封建国家のようなものだと思う。それぞれが自分の小さな王国を持っている。そこへ乗り込んで、6つの映画スタジオにやり方を指図することなどできない。それに、メル・ギブソンも、ジョン・ヴォイトも、私も、自分のやり方を貫くタイプの人間だ。だから、上手くいくはずがない」

スタローンは、この考えをトランプ大統領にも伝えたという。

「感謝の言葉を述べて、別れを告げた。不可能だからだ。ハリウッドは今でもちゃんと機能しているし、これからも進化していく。企業の世界だから、彼らは私から資金繰りについて意見されたくないだろう」

スタローンはこれまで、トランプ大統領への支持を公にしてきた。2024年の大統領選で再選を果たした後には、トランプ大統領の別荘「マール・ア・ラーゴ」で開かれたパーティーでトランプ大統領を紹介する役も務めた。

一方で、これまでのキャリアを通じて、政治的立場を問わずさまざまな政治家を支持してきた経歴もある。スタローンはこれまで、「私は政治的な人間ではない」「政治に関しては、ほとんど無神論者のようなものだ」と一貫して語っている。

今月初め、ヴォイトも米『ハリウッド・リポーター』のインタビューに応じ、「特別大使」の役割について語った。ヴォイトはこの立場を生かし、映画やテレビ番組を対象とした税額控除の導入を求め、ホワイトハウスに働きかけてきた。

「ハリウッドに再び黄金時代が訪れるか」と問われたヴォイトは、こう答えた。

「世界各国と同等の税制優遇措置が受けられるようになれば、エネルギーが爆発的に高まるだろう。誰かが言っていたように、このビジネスはすぐに着手できる産業だから、効果はすぐに表れるだろう。そうなれば、撮影が行われる地域社会にも波及効果がある。だから、私はハリウッドが復活すると思っている」

ギブソンとスタローンがこの税額控除に関与しているかどうか問われたヴォイトは、「2人とも非常に忙しい」と答えた。一方で、マネージャーによれば、スタローンが「この件にも深く関わっており、我々が用意した大統領宛ての書簡にも署名した」という。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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