『高校教師』を手掛けた野島伸司が原案・脚本 現実と虚構の世界の境目を壊すマンガ『シード・オブ・ライフ』連載スタート

スポンサーリンク

『高校教師』や『未成年』、『聖者の行進』などを手がけた野島伸司が原案・脚本、蓮まことが作画を担当するマンガ『シード・オブ・ライフ』の連載が4月6日より、ファッションWebマガジン『JJ』でスタートする。

野島とコンテンツ開発事業を手掛ける「HIAN」は、2022年4月よりエージェント契約を締結。その第1弾プロジェクトとなるのが『シード・オブ・ライフ』だ。

本作はロックバンド「CURIOUSER AND CURIOUSER(略称:キュリキリ)」を中心に、青年たちの愛憎と葛藤が描かれる人間ドラマだ。物語の起点となるのは全国ツアーを大盛況で終えた直後に訪れる、バンドのカリスマボーカル「カカオ」の不可解な死から1年後、新たなボーカルオーディションの募集会場に就職面接会場と間違えてやってくるのが主人公・セキだった。そこからオリジナルメンバーたちを含めた過激なドラマの連鎖が始まる。

登場キャラクターのスタイリングや衣装デザインを担当したのは、スタイリスト兼デザイナー・袴田能生氏、さらに作品中の楽曲は音楽プロデューサー・Daisuke “DAIS” Miyachiによるもの。CURIOUSER AND CURIOUSERをコミックとリアル、創作と現実を超越した存在として具現化するユニークな試みに注目だ。

この現実と虚構の世界の境目を壊し、「コンテンツとの関係性」を新しいかたちで構築していくことこそ、野島とHIANによるプロジェクトのコンセプトのひとつ。今後は新たな野島の脚本による新作コミックが2023年夏、『ジャンプ+』(集英社)で掲載予定、さらに韓国ドラマの脚本など、グローバルな映像作品プロジェクトも進行しているとのこと。

なお『シード・オブ・ライフ』はテレビアニメ化も視野に入れて展開、また連載スタートを記念した野島のインタビューも4月6日より『JJ』で配信されるという。そちらもぜひチェックしてほしい。

■作品情報
マンガ『シード・オブ・ライフ』
4月6日、Webマガジン『JJ』で隔週連載スタート

スポンサーリンク

Similar Posts