2025年ゴッサムTVアワードノミネート発表：『アドレセンス』が最多4部門に選出

Netflixの話題作『アドレセンス』が、2025年ゴッサムTVアワードで最多4部門にノミネートされた。本作は、10代の少年が殺人容疑で告発される物語。配信直後から注目を集めている。

一方で、Maxの『ザ・ピット / ピッツバーグ救急医療室』とFXの『人生の最期にシたいコト』は、それぞれ3部門にノミネートされた。『人生の最期にシたいコト』は、リミテッドシリーズ部門で『アドレセンス』と競い合う。また、『ザ・ピット / ピッツバーグ救急医療室』はブレイクスルー・ドラマシリーズに選ばれた。主演のノア・ワイリーも候補に名を連ねている。

新設カテゴリーも登場

今年は新たに「オリジナル映画（配信／放送）」部門が設けられた。同映画における主演・助演パフォーマンス部門も新設された。候補作には『ブリジット・ジョーンズの日記サイテー最高な私の今』や『Rebel Ridge（原題）』などがある。

4月本邦公開『ブリジット・ジョーンズの日記サイテー最高な私の今』レビュー　THR.com — 『ブリジット・ジョーンズの日記サイテー最高な私の今』（写真：THR.com）

授賞式は6月2日に開催

授賞式は、6月2日にニューヨークのウォール街・シプリアーニで行われる。ゴッサム賞のエグゼクティブ・ディレクター、ジェフリー・シャープはこう語った。「テレビ業界の新たな才能を称える場として、よりスケールアップして戻ってくる」

今年のノミネート作品の全リストは以下の通り。

ブレイクスルー・コメディシリーズ

『#1 Happy Family USA（原題）』（Amazon Prime Video）
クリエイター：パム・ブレイディ、ラミー・ユセフ
製作総指揮：パム・ブレイディ、アンディ・カンパーニャ、モナ・チャラビ、ラヴィ・ナンダン、ジョシュ・ラビノウィッツ、アリ・ライヒ、ハリー・セコフ、ラミー・ユセフ
『English Teacher（原題）』（FX / Hulu）
クリエイター：ブライアン・ジョーダン・アルバレス
製作総指揮：ブライアン・ジョーダン・アルバレス、デイヴ・キング、ジョナサン・クライセル、ポール・シムズ
『Fantasmas（原題）』（HBO | Max）
クリエイター：フリオ・トーレス
製作総指揮：アレックス・バック、オリヴィア・ガーケ、デイヴ・マキャリー、ダニエル・パウエル、エマ・ストーン、フリオ・トーレス
『Overcompensating（原題）』（Amazon Prime Video）
クリエイター：ベニート・スキナー
製作総指揮：ジョシュ・バコーヴ、マット・ダインズ、サム・フレンチ、アリソン・グッドウィン、ジョナ・ヒル、スコット・キング、ダニエル・グレイ・ロジーノ、アリ・ライヒ、ベニート・スキナー、チャーリーXCX
『The Studio（原題）』（Apple TV+）
クリエイター：エヴァン・ゴールドバーグ、アレックス・グレゴリー、ピーター・ハイク、フリーダ・ペレス、セス・ローゲン
製作総指揮：ジョシュ・ファガン、エヴァン・ゴールドバーグ、アレックス・グレゴリー、ピーター・ハイク、アレックス・マカティ、フリーダ・ペレス、セス・ローゲン、ジェームズ・ウィーバー

ブレイクスルー・ドラマシリーズ

『Black Doves』（Netflix）
クリエイター：ジョー・バートン
製作総指揮：ジョー・バートン、ジェーン・フェザーストーン、クリス・フライ、キーラ・ナイトレイ
『Forever』（Netflix）
クリエイター：マーラ・ブロック・アキル
製作総指揮：マーラ・ブロック・アキル、ジュディ・ブルーム、スージー・フィッツジェラルド、エリカ・ハリソン、アンソニー・ヘミングウェイ、レジーナ・キング、レイナ・キング、シャナ・C・ウォーターマン、サラ・ホワイト
『マトロック』（CBS）
クリエイター：ジェニー・スナイダー・アーマン
製作総指揮：キャシー・ベイツ、カット・コイロ、ジョアンナ・クライン、エリック・クリスチャン・オルセン、フランク・シラキューサ、ジェニー・スナイダー・アーマン、ジョン・ウェバー、ジョン・ウィル
『百年の孤独』（Netflix）
製作総指揮：ジョセップ・アモロス、ゴンサロ・ガルシア・バルチャ、カロリーナ・カイセド、アンドレス・カルデロン、ロドリゴ・ガルシア、アレックス・ガルシア・ロペス、ジュリアナ・フローレス・ルナ、ラウラ・モラ、ホセ・リベラ、ディエゴ・ラミレス・シュレンプ
『ザ・ピット / ピッツバーグ救急医療室』（HBO | Max）
クリエイター：R・スコット・ジェミル
製作総指揮：シムラン・バイドワン、R・スコット・ジェミル、マイケル・ヒスリック、エリン・ジョントウ、ジョン・ウェルズ、ノア・ワイリー

ブレイクスルー・リミテッドシリーズ

『アドレセンス』（Netflix）
クリエイター：スティーヴン・グレアム、ジャック・ソーン
製作総指揮：フィリップ・バランティーニ、エミリー・フェラー、ディーディー・ガードナー、スティーヴン・グレアム、マーク・ハーバート、ジェレミー・クライナー、ブラッド・ピット、ジャック・ソーン、ハンナ・ウォルターズ、ニーナ・ウォラーキー
『人生の最期にシたいコト』（FX / Hulu）
クリエイター：キム・ローゼンストック、エリザベス・メリウェザー
製作総指揮：ニッキ・ボイヤー、キャシー・シリック、エリザベス・メリウェザー、シャノン・マーフィー、キャサリン・ポープ、キム・ローゼンストック、ミシェル・ウィリアムズ
『Get Millie Back（原題）』（HBO | Max）
クリエイター：マーロン・ジェームズ
製作総指揮：マーロン・ジェームズ、レオポルド・ガウト、サイモン・マクスウェル、ジャミ・オブライエン
『Penelope（原題）』（Netflix）
クリエイター：マーク・デュプラス、メル・エスリン
製作総指揮：ジェイ・デュプラス、マーク・デュプラス、メル・エスリン、シュリ・ハレル
『Say Nothing（原題）』（FX / Hulu）
クリエイター：ジョシュア・ゼトゥマー
製作総指揮：ニーナ・ジェイコブソン、パトリック・ラッデン・キーフ、マイケル・レノックス、モニカ・レヴィンソン、エドワード・L・マクドネル、ブラッド・シンプソン、ジョシュア・ゼトゥマー

ブレイクスルー・ノンフィクションシリーズ

『Conbody Vs Everybody（原題）』（自主配信）
　クリエイター：デブラ・グラニック
　製作総指揮：ジョスリン・バーンズ、デブラ・グラニック、アン・ロゼリーニ、ダイアン・ウェイヤーマン
『Hollywood Black（原題）』（MGM+）
　クリエイター：ジャスティン・シミエン
　製作総指揮：ニーナ・ヤン・ボンジョヴィ、ジル・バークハート、シェイラ・ハリス、ジョン・ケイメン、エイミー・グッドマン・カス、カイル・ローセン、ステイシー・ライス、ジェフリー・シュワルツ、ジャスティン・シミエン、デイヴ・シルルニック、フォレスト・ウィテカー、マイケル・ライト
『雑食するヒト』（Apple TV+）
　クリエイター：キャリー・ジョージ・フクナガ、マット・グールディング、レネ・レゼピ
　製作総指揮：マイケル・アンティノーロ、マット・グールディング、ベン・リーブマン、コリン・オーカット、レネ・レゼピ、クリス・ライス、マックス・ワグナー、マテオ・ウィリス
『Ren Faire（原題）』（HBO | Max）
　製作総指揮：ナンシー・エイブラハム、ダニ・バーンフェルド、ロナルド・ブロンスタイン、イーライ・ブッシュ、リサ・ヘラー、デヴィッド・ゴーヴィー・ハーバート、ランス・オッペンハイム、サラ・ロドリゲス、ベニー・サフディ、ジョシュ・サフディ
『Social Studies（原題）』（FX / Hulu）
　クリエイター：ローレン・グリーンフィールド
　製作総指揮：フランク・エヴァース、ローレン・グリーンフィールド

最優秀主演俳優賞（コメディシリーズ）

テッド・ダンソン（『A Man on the Inside（原題）』／Netflix）
アンナ・ラム（『North of North（原題）』／Netflix）
サーガル・シャイク（『Deli Boys（原題）』／Hulu）
ベニート・スキナー（『Overcompensating』／Amazon Prime Video）
フリオ・トーレス（『Fantasmas』／HBO | Max）

最優秀主演俳優賞（ドラマシリーズ）

キャシー・ベイツ（『マトロック』／CBS）
スターリング・K・ブラウン（『パラダイス』／Hulu）
アルディス・ホッジ（『アレックス・クロス〜狙われた刑事〜』／Amazon Prime Video）
ラヴィー・シモーヌ（『Forever』／Netflix）
ノア・ワイリー（『ザ・ピット / ピッツバーグ救急医療室』／HBO | Max）

最優秀主演俳優賞（リミテッドシリーズ）

スティーヴン・グレアム（『アドレセンス』／Netflix）
ブライアン・タイリー・ヘンリー（『Dope Thief（原題）』／Apple TV+）
クリスティン・ミリオティ（『THE PENGUIN－ザ・ペンギン－』／HBO | Max）
ミーガン・ストット（『Penelope』／Netflix）
ミシェル・ウィリアムズ（『人生の最期にシたいコト』／FX / Hulu）

最優秀助演俳優賞（コメディシリーズ）

プールナ・ジャガナサン（『コンビニ・ボーイズ』／Hulu）
リンダ・ラヴィン（『ッドセンチュリーモダン』／Hulu）
ショーン・パットン（『English Teacher（原題）』／FX / Hulu）
ティモシー・サイモンズ（『こんなのみんなイヤ！』／Netflix）
チェイス・スイ・ワンダーズ（『The Studio（原題）』／Apple TV+）

最優秀助演俳優賞（ドラマシリーズ）

キャサリン・ラナサ（『ザ・ピット / ピッツバーグ救急医療室』／HBO | Max）
ジェームズ・マースデン（『Paradise（原題）』／Hulu）
スカイ・P・マーシャル（『マトロック』／CBS）
ベン・ウィショー（『Black Doves（原題）』／Netflix）
オリヴィア・ウィリアムズ（『デューン預言』／HBO | Max）

最優秀助演俳優賞（リミテッドシリーズ）

オーウェン・クーパー（『アドレセンス』／Netflix）
エリン・ドハティ（『アドレセンス』／Netflix）
タラジ・P・ヘンソン（『Fight Night: The Million Dollar Heist（原題）』／Peacock）
ディエゴ・ルナ（『ラ・マキーナ崖っぷちのボクサー』／Hulu）
ジェニー・スレイト（『人生の最期にシたいコト』／FX / Hulu）

最優秀オリジナル映画賞（放送または配信）

『ブリジット・ジョーンズの日記サイテー最高な私の今』
　監督：マイケル・モリス
　製作：ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、ジョー・ウォレット（Peacock）
『Ladies & Gentlemen…50 Years of SNL Music（原題）』
　監督：オズ・ロドリゲス、アミール “クエストラヴ” トンプソン
　製作：オズ・ロドリゲス（NBC）
『Pee-wee as Himself（原題）』
　監督：マット・ウルフ
　製作：エマ・ティリンジャー・コスコフ（HBO | Max）
『Rebel Ridge（原題）』
　監督：ジェレミー・ソルニエ
　製作：ニール・コップ、ジェレミー・ソルニエ、ヴィンセント・サヴィーノ、アニシュ・サヴジャニ（Netflix）
『Sly Lives!（原題）※旧題：The Burden of Black Genius』
　監督：アミール “クエストラヴ” トンプソン
　製作：エリック・マクドナルド、デリク・マーレイ、ジョセフ・パテル、スティーブン・ソーチャック（Hulu）