カンヌ国際映画祭 2023: J・ムーア×N・ポートマン共演、トッド・ヘインズ監督『May December(原題)』に6分間のスタンディングオベーション

(左から)『May December(原題)』のコーリー・マイケル・スミス、ジュリアン・ムーア、トッド・ヘインズ監督、ナタリー・ポートマン、チャールズ・メルトン カンヌのレッドカーペットにて 写真: ©PASCAL LE SEGRETAIN/GETTY IMAGES

20日、カンヌ国際映画祭でトッド・ヘインズ監督最新作『May December(原題)』がお披露目された。ヘインズ監督のほか、ナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーア、チャールズ・メルトンらキャストが登壇し、上映後は観客から6分間のスタンディングオベーションが巻き起こった。

同作は、ハリウッド俳優のエリザベス(ナタリー・ポートマン)が映画で演じることになった女性グレイシー(ジュリアン・ムーア)の人生を探究するためにジョージア州を旅する物語。グレイシーには、23歳年下の男性ジョー(チャールズ・メルトン)との不倫関係で世間を騒がせた過去があった。そして20年後の現在、エリザベスは2人の過去を調べながら、現在の夫婦の姿を目の当たりにすることになる。

サミー・バーチが脚本を手掛け、カンヌにも出席したウィル・フェレルが製作に名を連ねた。

『May December(原題)』のプレミアは、マーティン・スコセッシの新作『Killers of the Flower Moon(原題)』の上映時間が3時間に及ぶためスタートが遅らされたものの、観客からは上映中に大きな笑い声も上がった。

スタンディングオベーションを浴びたヘインズ監督は、以下のように語った。「この作品を製作できたことは、本当に喜ばしいです。今作は、信じられないくらいあっという間(撮影日数はわずか23日)に完成しました。皆さんのクリエイティブな参加のおかげで、成し遂げることができました」

※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

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