A24『The Zone of Interest』がLA映画批評家協会賞で作品賞 オスカー有力か

『関心領域』写真: COURTESY OF A24
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10日、『The Zone of Interest(原題)』がロサンゼルス映画批評家協会賞で最優秀作品に選出された。

また、投票の結果『オッペンハイマー』が作品賞の次点に終わった。

今年の最優秀主演賞は、ザンドラ・ヒュラー(『Anatomy of a Fall(原題)』&『The Zone of Interest(原題)』)とエマ・ストーン(『哀れなるものたち』)。さらに、レイチェル・マクアダムス(『Are You There, God? It’s Me Margaret(原題)』)とダヴァイン・ジョイ・ランドルフ(『The Holdovers(原題)』)が最優秀助演賞を受賞した。

昨年の最優秀作品には、オスカー受賞作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』と『TAR/ター』の2作品が選ばれた。

今年の名誉賞は、ポーランドのアニエスカ・ホランド監督に授与される。これまで3度のオスカーノミネート歴を誇るが、ポーランドへの亡命者が直面する惨状を描いた新作『Green Border(原題)』で同国の政府から批判を浴びた。

一方で、ニューヨーク映画批評家協会賞の作品賞はマーティン・スコセッシ監督『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』だった。

ほとんどの場合、LA協会賞で最優秀賞を獲得した作品はアカデミー賞にも候補入りする。また、俳優部門は2年連続で性別による区分けが廃止された。

主な受賞結果は以下の通り

作品賞: 『The Zone of Interest(原題)』
次点: 『オッペンハイマー』

監督賞: ジョナサン・グレイザー(『The Zone of Interest(原題)』)
次点: ヨルゴス・ランティモス(『哀れなるものたち』)

主演賞: ザンドラ・ヒュラー(『Anatomy of a Fall(原題)』&(『The Zone of Interest(原題)』)、エマ・ストーン(『哀れなるものたち』)
次点: アンドリュー・スコット(『異人たち』)、ジェフリー・ライト(『American Fiction(原題)』)

助演賞: レイチェル・マクアダムス(『Are You There, God? It’s Me Margaret(原題)』)、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ(『The Holdovers(原題)』)
次点: リリー・グラッドストーン(『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』)、ライアン・ゴズリング(『バービー』)

脚本賞: アンドリュー・ヘイ(『異人たち』)
次点: サミー・バーチ(『May December(原題)』)

外国語映画賞: 『Anatomy of a Fall(原題)』
次点: 『Totem(原題)』

アニメ賞: 『君たちはどう生きるか』
次点: 『ロボット・ドリームズ』

※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

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