マーティン・スコセッシ、ベルリン映画祭で金熊名誉賞を受賞 W・ヴェンダースも登壇
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マーティン・スコセッシ監督が20日、第74回ベルリン国際映画祭で金熊名誉賞を授与された。
スコセッシが会場入りすると、聴衆はスタンディングオベーションで81歳の名匠を迎えた。また、過去に同賞を受賞したヴィム・ヴェンダース監督が壇上に登場し、スコセッシの半世紀以上にわたるキャリアを振り返った。
そしてスコセッシはヴェンダースに対し、「ヴィム、君の本当に素晴らしい紹介の後に何を言うべきか分からない。太刀打ちできないよ」と感謝の意を伝え、以下のように語った。
「自分の作品に関していえば、50~60年分のキャリアについて語るには、映画が称えられる場所、つまり映画祭について話さずにはいられない。人生の大半において、話題の一部になることができ、非常に幸せに思います。自分の作品については話せません。多分、ヴィムならできるでしょう」
スコセッシはベルリンの常連で、過去には『レイジング・ブル』、『ギャング・オブ・ニューヨーク』、『シャッター アイランド』がアウト・オブ・コンペティション部門で上映。1992年には、『ケープ・フィアー』がコンペティション部門に選出された。
セレモニーの後には、2006年のオスカー受賞作『ディパーテッド』が上映された。監督最新作『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は、今年のアカデミー賞で作品賞を含む10部門にノミネートされている。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌
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