映画『ANORA アノーラ』、LA映画批評家協会賞で作品賞
現地時間8日、ショーン・ベイカー監督の映画『ANORA アノーラ』(2025年2月28日公開)がロサンゼルス映画批評家協会賞で最優秀作品に選出された。
『ANORA アノーラ』は俳優部門でも2冠に輝き、主演俳優賞にマイキー・マディソン(『Hard Truths(原題)』のマリアンヌ・ジャン=バプティストと同時受賞)、助演俳優賞にユーラ・ボリゾフ(『リアル・ペイン~心の旅~』のキーラン・カルキンと同時受賞)がそれぞれ名を連ねた。
LA協会賞で最優秀作品に選出された場合はアカデミー賞の作品賞にも候補入りすることが多く、昨年の選出作品である『関心領域』はオスカー国際長編映画賞を受賞した。また、俳優部門は3年連続で性別による区分けが廃止された。
主な受賞結果は以下の通り
作品賞:『ANORA アノーラ』
次点:『ブルータリスト』
監督賞:モハマド・ラスロフ『The Seed of the Sacred Fig(英題)』
次点:ショーン・ベイカー『ANORA アノーラ』
主演俳優賞:マリアンヌ・ジャン=バプティスト『Hard Truths(原題)』&マイキー・マディソン『ANORA アノーラ』
次点:デミ・ムーア『The Substance(原題)』&フェルナンダ・トーレス『I’m Still Here(英題)』
助演俳優賞:ユーラ・ボリゾフ『ANORA アノーラ』&キーラン・カルキン『リアル・ペイン~心の旅~』
次点:クラレンス・マクリン『Sing Sing(原題)』&アダム・ピアソン『A Different Man(原題)』
脚本賞:ジェシー・アイゼンバーグ『リアル・ペイン~心の旅~』
次点:ショーン・ベイカー『ANORA アノーラ』
音楽賞:トレント・レズナー、アッティカス・ロス『チャレンジャーズ』
次点:石橋英子『悪は存在しない』
非英語映画賞:『All We Imagine as Light(原題)』
次点:『The Seed of the Sacred Fig』
アニメーション賞:『Flow』
次点:『リンダはチキンがたべたい!』
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳/和田 萌
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