ゴールデングローブ賞でドナルド・トランプの名前が挙がらなかった理由は?

Nikki Glaser
ニッキー・グレイザー 写真:Rich Polk/GG2025/Penske Media via Getty Images
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2025年のゴールデングローブ賞授賞式が日曜日に開催され、ハリウッドのスターたちがビバリーヒルトンホテルのボールルームに集まった。しかし、今回の授賞式で特筆すべきは、大統領当選者のドナルド・トランプに関する言及がほとんどなかったことだ。

司会のニッキー・グレイザーがハリウッドは彼の再選を止められなかったという短い冗談を言った以外、政治的な発言は控えめだった。これはトランプ氏が前回大統領に選出された際に放送された式典を振り返ると、大きな違いが見られる。2017年の授賞式では、ゴールデングローブ賞の常連であるメリル・ストリープが壇上に上がり、生涯功労賞を受賞した。その際ストリープは政治的なスピーチを行い、第一修正条項を擁護し、トランプを批判した。それは、ハリウッドの若手俳優たちに刺激を与えた刺激的な瞬間であり、ハッシュタグ「#Resistance」がトランプ氏の注目を集め、トランプはその後、ストリープを「大敗したヒラリーの手先」と呼んだ。

この変化の背景には、カマラ・ハリス副大統領の選挙戦での敗北や、THR/Morning Consultの2023年の調査で、47%の回答者が有名人の政治的発言は人々の考えを変えるのに効果的ではないと考えていることが影響していると考えられる。世論調査では、回答者の 20 パーセントが、オスカー賞、エミー賞、グラミー賞などの主要な賞を受賞した有名人の意見をより信頼すると答えていることもわかった。またゴールデングローブ賞は、この 3 つの賞の威厳には及ばないことも理由の一つとして考えられるだろう。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

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