ディズニーのエミー賞受賞でDisney+とHuluにストリーミング加入者が増える可能性

SHOGUN Anna Sawai as Toda Mariko.
アンナ・サワイ演じる戸田鞠子『SHOGUN 将軍』より 写真:Katie Yu/FX
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ディズニーがエミー賞で9つのトロフィーを獲得し、ストリーミング戦争で有利な立場に立った。FXの『一流シェフのファミリーレストラン』は最優秀コメディ賞は逃したものの、それでも数々の俳優賞を獲得し、『SHOGUN 将軍』は最優秀ドラマ賞を受賞した。この受賞は、前週にディズニーがクリエイティブ・アート・エミー賞で過去最高の51の賞を獲得し、『SHOGUN 将軍』が14の賞を獲得した流れを踏襲している。ディズニーは、HuluとDisney+で配信されるこれらシリーズがエミー賞によって評判と注目を集めたことで、今後の数四半期でストリーミング加入者数の増加につながると期待している。

直近四半期では、Disney+のコア加入者数が1億1830万人に増加し、Huluも2%増の4670万人となった。ストリーミング部門が予想より早く黒字化し、第4四半期にさらなる改善が見込まれている。

ボブ・アイガーCEOは、クリエイティビティの成功がストリーミングの成功につながっていると強調。同社は10月17日からDisney+の料金を値上げし、Disney+とHuluのセットプラン提供も計画している。

ディズニーはまた、テレビ全体の利用シェアを巡って YouTube と熾烈な競争を繰り広げている。ニールセンの最新のメディア ディストリビューター ゲージによると、YouTube は今月はディズニーを追い抜いたが、年間全体ではディズニーが依然としてトップに立っている。

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パスワード共有の取り締まりや広告付きプランの導入も利益に貢献した。一方で、バンク・オブ・アメリカの8月27日のレポートでは消費者は「コスト意識が高まり、今後はストリーミング サービスを中止したり、広告サポート サービスに切り替えたりする可能性が高まっている」ことが明らかになっている 

そこで、ディズニーの名作コンテンツや広告層の割引などの取り組みが鍵となる可能性がある。また、ディズニーはテーマパークの入場者数の減少に直面しているが、幹部は「若干の減速だが、エンターテインメントビジネス部門で相殺されて余りある」と表現しているため、ストリーミングの収益性はさらに注目されることになるだろう。

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Disney+

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。

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