ボブ・アイガーCEO、中国副首相と北京で会談|ディズニーの中国投資継続を表明
ウォルト・ディズニー・カンパニーのCEO、ボブ・アイガーが北京を訪問し、中国の丁薛祥(ディン・シュエシャン)副首相(中国共産党政治局常務委員)と会談した。ディズニーは今後も中国市場への投資を継続する方針であると、中国国営通信・新華社が伝えている。
報道によると、アイガーCEOは会談の中で、中国の経済発展に対する信頼を示すとともに、同国への投資を今後も拡大していく考えを表明。米中間の文化交流や協力関係をより一層促進していく意向も示したという。
ディズニーは、米エンターテインメント企業の中でも特に中国との関わりが深い。映画配給に加え、テーマパーク事業を通じて長年にわたり現地市場に根を下ろしてきた。中国国内には上海ディズニーリゾート(2016年開業)と香港ディズニーランド(2005年開業)の2拠点を展開しており、上海では『ズートピア』をテーマにしたエリアが高い人気を集めている。
映画分野でも中国市場は重要な位置を占めており、近年では『ズートピア』シリーズが幅広い層から支持を獲得。最新作『ズートピア2』は、ポストコロナ期の中国におけるハリウッド作品として高水準の興行成績を記録した。
一方で、米中関係は貿易政策や外交問題を背景に緊張状態が続いており、ハリウッド産業も少なからず影響を受けてきた。そうした中で行われた今回の会談は、ディズニーが中国市場を短期的ではなく、長期的な戦略拠点として位置づける姿勢を改めて示した。
丁副首相は会談で、中国は今後も高水準の対外開放を推進し、ビジネス環境の改善を続けていくと強調。ディズニーを含む外国企業に対し、中国市場での投資拡大と事業の深化を歓迎する姿勢を示したという。
ボブ・アイガーCEOはこれまでも、中国を含むグローバル市場の重要性を繰り返し語ってきた。今回の北京訪問と発言は、ディズニーが世界戦略の中で中国を引き続き重視していく意思表示と受け止められている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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