IMAXシアターを全国７か所で新たに導入、今夏にもオープン予定

１８日（水）、今夏にも全国７か所の映画館にIMAXシアターを新設することが明らかになった。

世界第３位の映画市場を誇る日本は、現在４１か所にIMAXシアターを設けている。さらに、IMAX市場の興行収入世界ランキングで、日本は上位に入る。昨年はアメリカに並び、全国３１か所のIMAXで約１億円以上の興行収入を記録した。

「より多くの観客に、IMAX体験を提供できることを大変嬉しく思います」とIMAXのCEOゲルフォント氏は声明を発表した。

イオンエンターテイメント株式会社代表の浅田靖浩氏は、「映画体験の価値を高めるという使命の下、最新設備を積極的に導入し映画館に価値を加えていきたい」と語った。 

近年、日本のアニメーション作品はIMAXシアターで盛んに上映されている。２０２２年は、『ONE PIECE FILM RED』が国内外で大ヒット。そして来月には、『鬼滅の刃』の新作がIMAXでの公開を控えている。

一方、ハリウッド映画のIMAX上映も好調だ。昨年公開の『トップガン: マーヴェリック』は約１８億円のスマッシュヒット。『アバター: ウェイ・オブ・ウォーター』も、IMAXが興行収入の約２０％を占めた。

今回新たに映画館に導入されるのは、最先端の“IMAXレーザー”。最新のテクノロジーで、高い解像度・コントラストでより鮮明な映像体験を実現する。

翻訳／和田 萌