メーガン・マークルの最後の挑戦:料理番組『ウィズ・ラブ、メーガン』

The stakes are high for the Duchess’ new homemaker show on Netflix.
Netflix新番組で大きな賭けに出たメーガン妃  LEON BENNETT/FILMMAGIC; ADOBE STOCK (2)
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ウィンストン・チャーチルを引用すれば、「これほど多くがこれほど少数のために、これほど少なく提供されたことはなかった」。
2020年にNetflixとの5年間契約で1億ドルを獲得したサセックス公爵夫妻は、2024年1月15日に放送される新番組『ウィズ・ラブ、メーガン』によって、真の価値を証明する最後のチャンスを迎えるようである。

●これまでの成果と課題

夫妻が手掛けた最初のドキュメンタリー『ハリー&メーガン』は一時的にヒットしたものの、その後の作品『Live to Lead(導くために生きる)』や『ハート・オブ・インビクタス-負傷戦士と不屈の魂-』などは期待を下回る結果に終わった。さらには、子ども向けアニメシリーズ『Pearl(原題)』が制作前にキャンセルされる事態も。新番組『ウィズ・ラブ、メーガン』が、Netflix契約の延長を左右する重要な作品になる。

●新番組『ウィズ・ラブ、メーガン』の内容

この番組では、メーガン妃が家庭的な一面を披露。料理やガーデニングのテクニックを紹介し、視聴者に親近感を与える内容となっている。Netflix内部では、この番組が新たなファン層を獲得する可能性に期待が寄せられている。ある関係者は「これが終わりではなく、始まりに過ぎない」と楽観的なコメントを述べた。

Netflixリアリティ番組『ウィズ・ラブ、メーガン』 写真:Netflix
Netflixリアリティ番組『ウィズ・ラブ、メーガン』 写真:Netflix

ハリウッドのシンボル「シャトー・マーモント」が再び輝く

1月4日、ゴールデングローブ賞の前夜祭として行われた「W Magazine」の祝賀会は、伝説のホテル、シャトー・マーモントが完全復活した証拠である。パンデミックやオーナーのアンドレ・バラージュに関する一連のスキャンダルを乗り越え、このハリウッドの象徴的なホテルは再びトップセレブを迎えた。

イベント当日は、俳優やアーティストが多数集まり、アンジェリーナ・ジョリーや『エミリア・ペレス』出演で注目されるゾーイ・サルダナニコール・キッドマンダニエル・クレイグといった2024年の映画で活躍をしたトップリストの俳優が揃った。注目を集めたのは、レストラン内のテーブルを占拠していた『ブルータリスト』チームである。監督のブラディ・コーベットは、自身の受賞スピーチを練習しつつ、映画制作への情熱を語った。

第82回ゴールデングローブ賞 作品賞(ドラマ部門)『ブルータリスト』に選ばれた『ブルータリスト』 RICH POLK/GG2025/PENSKE MEDIA VIA GETTY IMAGES
第82回ゴールデングローブ賞 作品賞(ドラマ部門)『ブルータリスト』に選ばれた『ブルータリスト』 RICH POLK/GG2025/PENSKE MEDIA VIA GETTY IMAGES

ジェフ・ベゾスが「MAGA化」した可能性とは?

アマゾンがメラニア・トランプのドキュメンタリーの権利を4,000万ドルで取得したという報道が波紋を呼んでいる。この決定に対し、ジェフ・ベゾスがトランプ支持者(MAGA)化しているのではないかという憶測が一部で広がっている。

その根拠として、彼が所有する「ワシントン・ポスト」での編集方針の変更や、トランプに対する祝辞の迅速さが挙げられる。また、このドキュメンタリーの監督に選ばれたのは、性的暴行の告発を受けたブレット・ラトナーである。ラトナーの復帰を支援するこのプロジェクトが、さらに議論を巻き起こす可能性が高い。

 ※本記事は、1月9日発行のThe Hollywood Reporter誌に掲載され、英語の記事から抄訳・要約しました。

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