【F1サウジアラビアGP】:セレブ、王族が見守る中、戦略的勝利を収める

ジェッダで開催されたF1サウジアラビアGPでは、蒸し暑いコンディションの中、多くのセレブリティや王族がグリッドに集結した。
ルイス・ハミルトンのゲストとして仏女優のポム・クレメンティエフとラッパーのアッシャーが姿を見せたが、特にアッシャーはハミルトンのフェラーリの前で写真撮影をするなど、注目を集めていた。DJのディプロも参加し、歌手・女優として人気を誇るジェニファー・ロペスは前日にフェラーリのガレージを訪れていた。
アッシャーは、F1のCEOであるステファノ・ドメニカリ氏とFIA会長のモハメド・ベン・スライエム氏と共にグリッドを歩く姿も目撃され、ハリド王子を含むサウジ王室のメンバーも同行していた。
サウジアラビアの国営石油会社、サウジアラムコとF1サウジアラビアGP主催者の主要代表者たちは、サウジアラビアGPの第5回目開催を記念して来賓を迎えた。ナイトレースとして照明の下で開催されたこのイベントは、以前も好評だったドローンショーで夜空を彩った後、ジェッダのスカイラインを背景に壮大な花火で締めくくられた。
そんなジェッダ・コーニッシュ・サーキットでのF1サウジアラビアGPだが、2年後には新しいリヤドグランプリに会場上を移動される予定。計画されている新しい会場は、立体交差点の設計が特徴で、F1カレンダーの主要な開催地の1つとなることを目指している。同国はすでにアストンマーティンF1の株式を保有している。
新会場へ移る頃には、サウジアラビアがF1チームを完全所有しているかもしれない。
混乱の中で輝くピアストリ
トラック上では、マクラーレンのオスカー・ピアストリが冷静かつ戦略的なドライブを披露し、サウジアラビアGPを制しドライバーズチャンピオンシップの首位に立った。オープニングラップの激突でマックス・フェルスタッペンがコースをショートカットし、5秒のペナルティを受けたことで、序盤にレースをリードしていたにも関わらず2位に後退。ピットストップ中にペナルティのタイミングがあったことで、ピアストリは主導権を取り戻しそのまま逃げ切ることができた。
序盤に起こったインシデントでは、角田裕毅とピエール・ガスリーがクラッシュし、セーフティカーが出動した。審判団はこれをレース事故と判断し、この判断はメディアの多くも同意した。
ランド・ノリスは積極的な追い越しで印象的な走りを見せ、強い第2スティントを展開したシャルル・ルクレールの3位に続いて4位でフィニッシュ。ジョージ・ラッセルは5位に後退し、ルーキーのキミ・アントネリ、ルイス・ハミルトン、カルロス・サインツと続いた。ウィリアムスはダブルポイントを獲得する強い走りを見せ、イサック・ハジャールがトップ10を締めくくった。
2週間後に開催されるF1マイアミGPでも、多くのハリウッドスター、スポーツ選手、音楽界のスターがパドックに集まることが予想されている。
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