【2025年】ハリウッドの“豪華&ユニーク”なレッドカーペットイベント10選|ロボット・怪物・レーシングカーまで登場!
映画の完成披露の場であるレッドカーペットは、俳優たちはもちろん、映画スタジオやストリーミング配信各社が全力を挙げて取り組む絶好のプロモーションの機会でもある。2025年には実写版『リロ&スティッチ』や『M3GAN/ミーガン 2.0』『WEAPONS/ウェポンズ』『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』など、数々の作品で趣向を凝らしたイベントが行われた。
本記事では、2025年に開催されたレッドカーペットイベントの中から、特に豪華でユニークだったものを紹介する。
1.『エレクトリック・ステイト』
Netflixで2月に配信された『エレクトリック・ステイト』は、ルッソ兄弟が監督を務めたロボットSF映画だ。レッドカーペットには劇中のロボットたちが登場し、話題となった。
ミリー・ボビー・ブラウン、クリス・プラット、キー・ホイ・クァンといったキャストが到着する前に、ロボットたちは記者やカメラマンらに姿を見せ、辛辣なジョークを言い放って場を盛り上げた。
2.『THE LAST OF US』シーズン2
HBOの人気ドラマ『THE LAST OF US』シーズン2の配信に先駆けて3月に開催されたプレミア上映イベントでは、謎の疫病に感染した人々が怪物化するストーリーになぞらえ、「感染者」のコスプレをしたファンらが集まった。
キャストのペドロ・パスカルとベラ・ラムジーはファンとの写真撮影に応じるなど、存分にイベントを楽しんだ。同作はU-NEXTで独占配信中。
3.『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』
Huluの人気ドラマシリーズ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』の最終第6シーズンが4月に配信されたことを記念し、作中の「ギレアド共和国」がハリウッドのTCLチャイニーズ・シアターに出現した。
ドラマと同じ赤いマントと白いボンネット(帽子)の衣装を身にまとった侍女たちがレッドカーペットに登場し、登場するキャストらを静かに見守った。劇場の建物も侍女の衣装風の装飾で覆われ、同シリーズのキーワードである「奴らに屈するな(Nolite Te Bastardes Carborundorum)」と書かれた垂れ幕が掲げられた。

4.『リロ&スティッチ』
2025年最大のヒット映画の一つ、実写版『リロ&スティッチ』のワールドプレミアイベントは5月に行われ、可愛らしいスティッチのアニマトロニクス(動物を模したロボット)がレッドカーペットに登場した。
ピンクのオープンカーに乗ったスティッチは会場を駆け回り、記者らに「写真を撮って!」と話しかけていた。上映開始前には、オープンカーで劇場のステージを横断する姿も見せた。
スティッチのアニマトロニクスは複数存在し、出演者らの撮影エリアにも姿を見せた。ハリウッド大通りにはディズニーリゾートのキャスト衣装を着たスティッチが登場し、ファンたちは交流を楽しんだ。
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5.『F1®/エフワン』
Appleとワーナー・ブラザースの映画『F1®/エフワン』のプレミア上映イベントが6月にニューヨークで行われ、レッドカーペットが敷かれたタイムズスクエアに多くのレーシングカーが現れた。ブラッド・ピットやダムソン・イドリスといった出演者に加え、現役のF1ドライバーの面々も登場し、大勢のファンが詰めかけた。
6.『M3GAN/ミーガン 2.0』
6月にニューヨークで行われた映画『M3GAN/ミーガン 2.0』のプレミア上映イベントでは、劇中に登場するAI人形「M3GAN」がレッドカーペットをはじめとする至るところに姿を見せた。
人形たちは予告編で使用されたブリトニー・スピアーズの楽曲「ウップス!…アイ・ディド・イット・アゲイン」に合わせてダンスを披露。キャストやプロデューサーらとの写真撮影にも応じた。同作はプライムビデオで独占配信中。

7.『WEAPONS/ウェポンズ』
予想を上回る大ヒットとなったホラー映画『WEAPONS/ウェポンズ』は7月にワールドプレミア上映が行われ、ロサンゼルスのダウンタウンに劇中の街が再現された。
フォトブースには「彼らはどこへ行ったのか?」というメッセージと共に、映画で失踪した子どもたちの写真が展示された。劇中の小学校の教室を再現したブースも登場し、多くの人が写真を撮影する姿が見られた。

8.『ヒム(原題:Him)』
フットボール×ホラーをテーマとする映画『ヒム(原題:Him)』のプレミアイベントは、独特の不穏な雰囲気を醸し出していた。9月にロサンゼルスで行われたこのイベントには、映画に合わせてコスチュームを着用したりフェイスペイントを施したりしたファンが駆け付けた。
TCLチャイニーズ・シアターの入り口には、羊の頭が付いたフットボールを模したトンネルが設置され、マスクを被ったチアリーダーたちが観客を出迎えた。
9.『トロン:アレス』
近未来を舞台とするSF映画『トロン:アレス』は10月に行われたワールドプレミアにて、その世界観をハリウッド大通りに完全再現した。レッドカーペットにはテスラ社製のヒューマノイドロボット「オプティマス」が登場し、主演のジャレッド・レトと対面。オプティマスはゲストらとの写真撮影にも応じた。
上映後には、同作の音楽を担当したナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーとアティカス・ロスが登場。煙と光に包まれながら、ボーイズ・ノイズと共に4曲を演奏した。
10.『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』
12月に封切られた『アバター』シリーズ第3作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』のプレミア上映イベントでは、映画に登場する惑星「パンドラ」が忠実に再現された。
レッドカーペットの入り口には、炎に包まれた映画のロゴオブジェが登場。劇場の階段ではパンドラの先住民ナヴィが観客を出迎え、アトリウムの天井には、作中の重要な戦闘シーンを模したナヴィの像が吊り下げられた。
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※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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