カンヌ映画祭のコンペティション部門作品『Sound of Falling』が絶賛レビューを受けるも控えめな拍手を獲得

Sound of Falling
『Sound of Falling(原題)』写真:Fabian Gamper/Studio Zentral
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ドイツ人映画監督マーシャ・シリンスキーの2作目となる長編映画『Sound of Falling(原題)』がカンヌ映画祭のコンペティション部門で上映された。『Sound of Falling(原題)』は100年の間に北ドイツの同じ農場に住む、異なる時代の4人の少女を追う物語だ。

『Sound of Falling(原題)』は41歳のドイツ人映画監督マーシャ・シリンスキーの2作目の長編で、水曜日の午後にカンヌ映画祭のグラン・テアトル・リュミエールで世界初公開された。コンペティション部門での上映後、4分間のスタンディングオベーションを受けた。

 ルイーズ・ピーターと共同脚本を手がけたこのドイツ語のドラマは、アルマ、エリカ、アンゲリカ、レンカという4人の少女が、100年にわたる異なる時点で北ドイツの同じ農場に住む様子を描いている。

当初『The Doctor Says I’ll Be Alright, But I’m Feelin’ Blue』というタイトルだった2時間半の作品は、34日間の撮影の成果だ。まだ米国での配給を求めており、トップクラスの配給会社からの関心は強いとされている。

米『ハリウッド・リポーター』のレビューは『Sound of Falling(原題)を「これまで見たことのないような作品で、映画とは何かという概念を問い直させる」と絶賛。さらに「心を奪われる記録」や「映画的な音詩」と表現し、2011年のパルムドール受賞作で米アカデミー賞作品賞候補となったテレンス・マリックの『ツリー・オブ・ライフ』に例えている。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

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