高橋文哉『少年と犬』原作者の馳星周氏の手紙に感激「一筋の光が見えた」

俳優の高橋文哉と西野七瀬が1日、ダブル主演映画『少年と犬』の公開御礼舞台挨拶を東京・TOHOシネマズ日比谷で行った。
馳星周氏の直木賞受賞作が原作。東日本大震災で離れ離れになった飼い主を探す旅に出た犬が、その道中でさまざまな傷を負った人々と出合いその運命を変えていくロードムービーだ。二人は共に、犬に癒され自らの運命を切り開いていこうとする役どころだ。
公開から2週間が過ぎ、高橋は「犬好きの皆に薦めたら、いろいろな人から長い感想をいただいて、絶対に泣いたと言われる」と手応えを感じている様子。西野も、「あの最後はずるいとよく言われます」といたずらっぽい笑みを浮かべた。
サプライズで馳氏から高橋にあてた手紙を西野が代読。「高橋文哉という役者を全く知りませんでしたが、映画を見て役者ってすげえと思いました。これからどんどん成長して、いい役者になっていくことでしょう。私は31歳でデビューし、45歳で小説を書くことを楽しめるようになりました。道を究めるとはそういうことでしょう。45歳になった髙橋文哉が楽しみです」。高橋は感慨深げな表情を浮かべ、「一役者として大事にしているのは、原作者の顔を日々浮かべること。僕も芝居が楽しくなる日がくるのかなという一筋の光が見えました」と話した。
さらに、共演した犬のさくらが瀬々監督の手紙を首に下げて登場。高橋には「僕のムチャぶりに戸惑っている印象があったが、誠実に役を自分のものにしていく姿は好ましく思えた」、西野へも「心も体もハードな撮影の連続にもグチをこぼさず立ち向かってくれた」と感謝した。
高橋は、「一緒に役を作り上げることができた光栄な時間でした」としみじみ。西野も、「現場では必要以外のことはあまり話したことがなくて、『良かったよ』というのも一切なく大丈夫かなとも思っていたので、文章で伝えてくださってうれしい。私にとってめちゃくちゃ大切な作品になりました」と話した。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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