佐藤健、主演のNetflixシリーズ『グラスハート』のヒットに向け気勢「一緒に時代を動かそう」
俳優の佐藤健が主演し、共同エグゼクティブプロデューサーを務めるNetflixシリーズ『グラスハート』の最速試写会が31日、東京・恵比寿ガーデンホールで行われた。
若木未生氏のロングセラー小説が原作で、孤高の天才ミュージシャン・藤谷直季に導かれたドラマーで大学生の西条朱音らが4人組バンド「TENBLANK」を結成。一気にスターダムを駆け上がり、その先に待ち受けるさまざまな苦難を乗り越えていく全10話の音楽サクセスストーリーだ。
7年ほど前に原作にほれ込んだ佐藤は、自ら映像化を企画。自身が藤谷を演じ、キーボードの志尊淳、ギターの町田啓太、ライバルバンドのボーカルの菅田将暉らにも直々にオファーし実現にこぎつけた。この日は第1話が上映され、ラストシーン直後に佐藤、ドラマー役の宮﨑優、志尊、町田のシルエットがバックライトに照らし出されると、会場からは歓声と割れんばかりの拍手が湧き起こった。
そのまま、これも佐藤の依頼を受けRADWIMPSの野田洋次郎が作詞した劇中曲「旋律と結晶」を披露。バンドとしての初ライブとなり、歌い終えた佐藤は恍惚(こうこつ)の表情。町田も、「サプライズだったけれど、盛り上がってくれることをちょっと期待していた。間近の声援は力になります」と満足げな表情を見せた。
- Netflix シリーズ 『グラスハート』 ©︎The Hollywood Reporter Japan
- 佐藤健 ©︎The Hollywood Reporter Japan
オーディションで朱音役を射止めた宮﨑は、「人生が変わるような作品になった。今頑張っていることへの後押しになる」と感慨深げにアピール。キーボードだけでなくベースとの“二刀流”にも挑戦した志尊は、「本番直前に言われて、最初は健くんのムチャぶりだと思ったけれど、映像を見て役がより広がったと思った」と納得の笑みを浮かべた。
配信はこの日からスタートし、佐藤は「撮影がつらく、苦しい時、無理だと投げ出したくなることもあったが、頭の中では皆さんが楽しみに待っていてくれることを知っていたし、喜ぶ顔が見たいという思いがなければここまで頑張ってこられなかった。皆と一緒に作った作品です」と強調。そして、「こういう作品をヒットさせたい。普通のヒットじゃつまらないから、誰も見たことのないような爆発的なヒットにしたい。支えてくれたたくさんのメンバーのためにも、そこを目指さないと失礼。一緒に時代を動かそう」と力強く呼びかけた。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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