大沢たかお、主演・プロデュースの『沈黙の艦隊』第2作に「未来への願い込めた」
俳優の大沢たかおが主演・プロデュースする映画『沈黙の艦隊 北極海大海戦』が26日、全国425館で封切られた。
大沢は共演の上戸彩、津田健次郎、中村蒼、渡邊圭祐、笹野高史、江口洋介、吉野耕平監督とともに東京・TOHOシネマズ日比谷で初日舞台挨拶に登壇。我々の持てる最大の力を発揮したエンタメではあるが、同時に今の日本に暮らす僕たちの未来をより良くするにはどうすればいいかを考えるきっかけになればという願いを込めました。スタッフ、キャスト一同、皆さんに素敵な日々が待っていることを願っています」と力強く語った。
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かわぐちかいじ氏の同名人気コミックの映画化第2弾。独立国「やまと」を名乗った原子力潜水艦と米海軍によるベーリング海峡での攻防、やまとを徹底取材するメディア、状況を注視する日米両政府の三つの軸で描かれる壮大なエンタテインメントだ。
やまと艦長役の大沢は、これまでに3度北極圏に足を踏み入れたことがあり、「マイナス35度の極寒で、外に出るだけで顔が白くなる。普通に立っているだけで厳しい環境を思い出してできたのは良かった」と手応え十分の様子。現地で撮影したオーロラの写真を提供して作られた映像もあり、「本物に近づけたかった。映像で見てもほぼ同じだった」と満足げに語った。
第1作に続き「風と私の物語」を担当した歌手のAdoからは「現代にも通じる壮大なメッセージが込められた、説得力のある作品に携われてとてもうれしい。見ている間、強い糸が張りつめたような緊張感で、主題歌が流れてやっと一息つけた」とボイスメッセージが届いた。大沢は、「夢から現実へと優しく戻してくれる、我々になくてはならないキーパーソンで歌。改めて感謝します」としみじみ話した。
同作は4DXや3面のスクリーンXなど特殊フォーマットでも上映されており、吉野監督は「平面として作ったものを広げて作るとこうなるのかという、新鮮な驚きがあった」と感嘆。大沢も、「プロデューサーがあまりにも面白いと言うので、先程裏で皆で一緒に見に行こうと話していた」と乗り気。だが、途中で口ごもったため、上戸から「本当に行く気あります?」とツッコまれ、たじたじになっていた。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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