映画『男神』がオレンブルグ国際映画祭でグランプリ受賞!日本映画初の快挙

遠藤雄弥主演映画『男神』より
『男神』©2025「男神」製作委員会
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息子を探す父親が目撃したのは、禁断の“儀式”だった——。
家族の愛と日本神話の深淵を描く伝奇ミステリー映画『男神(Otokogami)』が、ロシアで開催されたオレンブルグ国際映画祭にて、応募総数245作品の中からグランプリにあたるベストフィルム賞を受賞した。日本映画としての同賞受賞は史上初の快挙となる。

日本映画初のベストフィルム賞受賞、海外で高評価続く

現地でトロフィーと賞状を受け取ったのは、エグゼクティブプロデューサーの志賀司氏。
審査委員長の一人であるオペラ歌手リュボヴィ・カザルノフスカヤ氏は、「人類が精神的な進歩を必要とする現在、日本の神話を題材としたこの作品は非常に意味深い」とコメント。上映後は観客から大きな拍手が起こり、今後ロシアをはじめとする東欧各国での劇場公開も予定されている。

ストーリー:禁断の“穴”に消えた息子を追って——

全国各地で母子失踪事件が続発する中、新興住宅地の建設現場で発見された謎の“穴”。
その現場で働く和田(演:遠藤雄弥)の息子が突如姿を消す。穴の先には、巫女たちが“男神”を鎮めるために行う異様な儀式が待ち受けていた。息子を救うため、禁忌を破って穴に入る父・和田が目にしたものとは——。

日本の伝統美に潜む狂気と、家族愛の極限を描く伝奇ミステリーとして話題を呼んでいる。

豪華キャストが集結

主演を務めるのは、『ONODA 一万夜を越えて』(2021)で印象的な演技を見せた遠藤雄弥
共演には、元宝塚歌劇団雪組トップスター彩凪翔King & Princeの元メンバーで現在はアーティストとして活躍する岩橋玄樹、そして元SKE48リーダーの須田亜香里が名を連ねる。さらに加藤雅也が特別出演し、物語に深みを加える。

監督・脚本は、『ソローキンを見た桜』(2019)の井上雅貴。エグゼクティブプロデューサーに志賀司、プロデューサーに益田祐美子が名を連ね、2025「男神」製作委員会が製作を手がけた。配給は平成プロジェクト、配給協力は東京テアトル。

映画『男神』は、2025年9月19日より全国公開中。


©2025「男神」製作委員会
©2025「男神」製作委員会

【作品情報】

タイトル: 『男神』
監督・脚本: 井上雅貴
出演: 遠藤雄弥、彩凪翔、岩橋玄樹、須田亜香里、加藤雅也(特別出演)、山本修夢、アナスタシア
製作: 2025「男神」製作委員会
配給: 平成プロジェクト
配給協力: 東京テアトル
公開日: 2025年9月19日より全国公開中

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