『映画ラストマン』クリスマスイブに公開、バディの福山雅治&大泉洋「幸せな気持ち」
俳優の福山雅治と大泉洋が24日、『映画ラストマン -FIRST LOVE-』の初日舞台挨拶を東京・新宿ピカデリーで行った。
クリスマスイブの全国公開となり、福山は「イブに大泉さんと仕事をして皆にお会いしている。18歳で上京して初めてのクリスマスを独りで過ごしていた時は全く想像できなかった。幸せな気持ちで迎えることができている」と笑顔。大泉は、「マネジャーが気を使ったのか、イブは休みが多かったので仕事をするのは久々。でも、皆さんの顔を見て幸せな気持ちになりました。毎年皆さんと迎えたい。死ぬまで君たちを離さないぞ」とまくし立てた。

全盲のFBI捜査官・皆実と孤高の警視庁刑事・護道がバディを組んで難事件に挑む、2023年のTBSドラマ『ラストマン 全盲の捜査官』の映画化。2人が、皆実の初恋相手の命を狙っている謎の組織の全容解明のため、北海道で決死の捜査に挑んでいく。
気心の知れた2人は、大泉が福山のモノマネをして、福山がその声でかぶせていくおなじみとなっている丁々発止のやり取りを展開。2人きりでの登壇に、大泉は「作品を象徴する2人ですから、一つの節目で格好良くもある。永瀬廉がいると僕らもいじるので、ガチャガチャになるから」と、今度は永瀬のモノマネを入れて会場を沸かせた。

福山は、クライマックスのアクションシーンで「暗闇で強いから接近戦になる。触れたら決めるということで、最後の決め技は現場で提案させてもらった」と告白。主題歌「木星」も作曲・編曲・プロデュースし、作詞はB’zの稲葉浩志に依頼。「大泉さんとの芝居もレコーディングも、こうすれば良くなるというアイデアはいい現場で発想が生まれるものです」と持論を展開した。
大泉も負けじと、「北海道で撮るのであれば、雪の中に落とさせてくれとリクエストした。そんなシーンはないと言われたが、無理やりねじ込んだ」と主張。だが、福山に「ベタなことをよくやるなと思っていたら、リクエストしたって言うから」と大笑いされ、「自作自演みたいで照れくさいわ」とぼやいた。

それでも大泉は「私の故郷・北海道が舞台で、雪がきれいに描かれている。クリスマスの公開にピッタリ。アクションも多くて迫力のある映画です」と地元愛も含めアピール。福山は、「FIRST LOVEというサブタイトルは最初ちょっと照れくさかったが、初恋という淡いものはその後の人生を形づくる経験になる。人は助け合いながら生きているし、大きいことを言えば世界に愛が必要だということも表現できている。ぜひ長く愛してほしいし、主題歌もよろしく」と言葉に力を込めた。

画像:Prime Video
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取材/記事:The Hollywood Reporter Japan 特派員 鈴木元
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