齊藤京子主演『恋愛裁判』初日舞台挨拶 深田晃司監督「観客とともに育ててほしい」
深田晃司監督の最新作『恋愛裁判』が23日、全国118館で封切られた。深田監督は、出演の齊藤京子、倉悠貴、仲村悠菜、小川未祐、唐田えりか、津田健次郎とともに東京・TOHOシネマズ日比谷で初日舞台挨拶。「2015年に見た小さな新聞記事から始まって、完成しただけで奇跡。皆さんに立ち会っていただけて感謝します」と感慨深げに語った。

恋愛禁止のルールを破ったとして所属事務所から訴えられたアイドルグループのセンターが主人公となり、裁判を通じて自身の存在意義を見いだしていく、深田監督のオリジナル脚本。昨年5月のカンヌ映画祭での公式上映を皮切りに、10カ国以上の映画祭に参加。現時点でフランス、韓国、タイなど世界25の国と地域での公開が決定している。
深田監督は、「映画は作っただけでは完成ではなく、お客さんに見てもらって初めて完成する。いつも以上にその傾向が強い。正解のない映画なので、皆さんが何を感じたかを大切にしてください」と解説。さらに、「やっと生まれた子どもみたいなものなので、皆さんで育てていってほしい」と呼びかけた。

元日向坂46で主演を務めた齊藤京子は、「スタッフ、キャストが優しく温かい方しかいなくて、本当にいいチームで、それが映画に表れていると思う」と自信の笑顔。「アイドルの恋愛禁止を題材にしているので衝撃的と思うかもしれないけれど、自分らしく意見を持つことを考えさせられる作品です」とアピールした。
劇中のアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のメンバー5人は撮影を通じて仲良くなったそうで、「カメラが回っている時以外は、ずっと人狼ゲームをしていた。久しぶりに会ってもあの時のままでした」とうれしそう。撮影前に数カ月かけて振り付けや歌の練習を重ね、劇中で事務所社長役を演じ、ライブシーンをステージ脇から見守っていた津田は「一気に盛り上がる感じがリアルで面白かった」と称えた。
齊藤と恋に落ちる大道芸人役の倉は、「主人公のオーディションから参加していたので、かなり長かった。監督の演出で印象的だったのは『首を動かさずにしゃべってくれ』と言われたこと。セリフでリズムを取っていたようで、そこから演技のやり方が変わった瞬間だった」としみじみ。ジャグリングやパントマイムも習得し、「いつか特技として披露させてもらえれば」と意欲を見せていた。

取材/記事:The Hollywood Reporter Japan 特派員 鈴木元
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