木村拓哉『教場 Requiem』初日舞台挨拶で観客と鑑賞「何か思ってくれているのが伝わった」
俳優の木村拓哉が主演する映画『教場 Requiem』が20日、全国374館で封切られた。木村は東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズ最後方のバルコニーで観客とともに作品を鑑賞。「劇場に受け取りに来てくださり感謝します」と頭を下げた。
長岡弘樹氏の小説「教場」シリーズを原作に、鬼教官・風間公親と警察官を目指す生徒たちの対峙を軸にした濃密な人間ドラマが描かれる。2020年からスペシャルドラマ2本、連続ドラマ1シリーズを経て、Netflixで配信中の『教場 Reunion』との2部作として最終章を迎えた。

木村はその後ステージに上がり、205期生の生徒を演じた綱啓永、齊藤京子、倉悠貴、井桁弘恵、猪狩蒼弥、中江功監督とともに初日舞台挨拶。「スクリーンに向き合っている皆さんのリアクションをリアルに体感したかった。何人かは目から流れるものをぬぐってくださった。皆さんが真摯に見られていて、何か思ってくれているのが凄く伝わってきました」と満足げに語った。
ただ、エンドロールが始まった瞬間からトイレに立つ観客を目の当たりにしたため「何人かの方は、本当のラストを知りません」と意味深発言。それでも、「2時間半、これが好きと言って選ぶメニューではなく異質な作品で重い空気も流れているが、生み出されるエンタメにはいろいろな種類があるんだよということです」と解説した。

さらに準備に2カ月、撮影に4カ月を費やした205期生を「彼らの本気の矛先が、風間公親というキャラクターを構築してくれた」とねぎらった。そして、「あの時(撮影で)食いしばった感じも、全ていい思い出に変換された。素敵な場所に立たせていただいています」と感慨深げに話した。
綱は「木村さんと芝居で対峙したことが自信、パワーになって新しい心のよろいをゲットさせていただいた」と感激の面持ち。猪狩も「自分のキャパを超えるスケールで、見識を広げていただき、一流を教えていただいた現場でした」と振り返った。

そして、風間教場で行われた敬礼の所作を205期生で再現。さらに、木村が気を付けの際の指の位置などを指南し、会場が一体となって同じシーンを再現した。「よろしくお願いします」の声が見事にそろい、木村は「すごく良かった」と観客に改めて感謝した。
取材/記事:The Hollywood Reporter Japan 特派員 鈴木元
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