『花緑青が明ける日に』公開記念舞台挨拶│萩原&入野がベルリンで意気投合「良い出会いだった」
日本画家の四宮義俊氏の長編アニメーション監督デビュー作、『花緑青が明ける日に』の公開記念舞台挨拶が7日(土)、東京・新宿バルト9で行われた。
『花緑青が明ける日に』舞台挨拶―監督とキャストが魅力を力説「素敵な経験だった」
本作は、立ち退きが決まった花火工場のために、幻の花火を打ち上げようとする若者たちを通して、「失われるものの先にある希望」を見いだす物語。
四宮監督は声優を務めた萩原利久、古川琴音、入野自由とともに登壇し、「主人公たちの気持ちの何かが伝わることを信じて作りました」と話した。

萩原と古川は声優初挑戦。萩原は「実写映画との共通点は『演じる』ということだけ。体すべてを使って表現することが当たり前ではないと改めて感じた。また機会があったら、新たな表現方法が見つけられるのかもしれないと思えた、楽しく素敵な経験だった」と笑顔を見せた。

古川は「面白かったのは、絵を見ながら、実写ではできない動きを体験できたこと。新感覚でした」と満足げに振り返った。

声優が本職の入野は、「2人の声を聞きながら収録できた。2人が先陣を切って、作品の中のリアリティや世界観を作ってくれたので、まるでキャラクターがそこに生きているような匂いや手触りを感じられた」と絶賛。四宮監督も、「声の個性がはっきりしている俳優を選んだ。うまくいったと思う」と太鼓判を押した。
萩原&入野、ベルリンでの初対面を振り返る
本作は四宮監督のデビュー作にして、第76回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に正式出品された。日本アニメではジブリ映画の『千と千尋の神隠し』(2001年・金熊賞受賞)、新海誠監督の『すずめの戸締まり』(2022年)に続く快挙だ。
ベルリン国際映画祭には四宮監督、萩原、入野が参加した。『千と千尋の神隠し』でもハク役を演じた入野は、現地でも大人気だった。
萩原とは初対面だったが、入野から見た萩原は「飾らない感じで話しやすい空気があったので、グイグイ声をかけました」と意気投合した様子。萩原も「たくさん話してくれて、良い出会いだったかもしれない」と、入野との相性の良さをアピールした。
最後に、萩原は「いろいろな感想があると思うので、それを共有したり、心に残ったりしたらうれしい」とアピール。古川も、「自分にとっての居場所を改めて考えるきっかけになった。明るい未来を見せてくれた、大好きな作品です」と言葉に力を込めた。
取材/記事:The Hollywood Reporter Japan 特派員 鈴木元
【関連記事】
- 【ネタバレあり】『花緑青が明ける日に』で長編映画デビュー!四宮義俊監督が語る、花火に込めた想いと新海誠の影響
- 『花緑青が明ける日に』ベルリン国際映画祭コンペ出品作が凱旋 萩原利久が語る舞台裏
- 【2026年1月】U-NEXTで冬アニメもカバー|呪術廻戦・推しの子・フリーレンも見放題
- 【冬もジブリ】おすすめ名作10選|2026卓上カレンダー付きAmazonキャンペーン開催中
- 今観るべきおすすめのアニメ映画25選:『インサイド・ヘッド2』ほか話題の新作から、あのカルト的名作も
