ジャッキー・チェン13年ぶり来日『ライド・オン』舞台挨拶でファンに感謝「皆のサポートが頑張るパワー」
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アクション俳優のジャッキー・チェンが13年ぶりに来日し11日、主演映画『ライド・オン』が公開中の東京・丸の内ピカデリーでラリー・ヤン監督とともに舞台挨拶を行った。
「どうしても日本に行きたい」とカナダで『ベスト・キッド2』での撮影を終え米ロサンゼルス、香港に立ち寄っての緊急来日。盛大な拍手とジャッキーコールに迎えられ、「お久しぶりです。皆、映画見た?好き?」と流ちょうな日本語で第一声を放った。
『ライド・オン』は全盛期を過ぎたスタントマンという役どころ。疎遠になっていた法学部の学生の娘を得て、競売にかけられることになった愛馬を救おうと奔走する物語。1983年『プロジェクトA』、85年『ポリス・ストーリー/香港国際警察』など代表作のシーンもちりばめられた集大成的作品で、「僕にとっては大きなチャレンジの役だった」と振り返った。
ジャッキーのモノマネで知られるジャッキーちゃんもゲストで登場。7年ぶりの再会で、酔拳の形を指南するなど交流を深め「どんどん僕に似てきているね。これからは僕のスタントをやってくれ」とリクエストするなどご機嫌だった。
写真撮影時にはBGMで流れていた同作の主題歌「青春故事」を歌い始めるなどサービス精神もたっぷり。中国に帰国後はすぐに杭州で新作の撮影に入り、ヤン監督と再タッグを組む作品も11月にマカオでクランクイン予定と古希を迎えても精力的。「皆さんの長きにわたるサポートが、僕の頑張るパワーになっている。これからもいろいろな役をやると思うし、1年に1本は映画に出て皆さんにまた会いに来ます」と約束し、さらなる歓声を浴びていた。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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