「No Activity」シーズン2が13日から配信、豊川悦司「打倒『相棒』」を宣言

前列左から清野菜名、中村倫也、豊川悦司、木村佳乃、 後列同シソンヌじろう、清水尋也、白石麻衣、ハナコ岡部大
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Prime Videoのドラマ「No Activity」シーズン2の配信記念イベントが10日、東京・赤坂のANAインターコンチネンタル東京で行われ、出演の豊川悦司、中村倫也、木村佳乃、清野菜名、白石麻衣、ハナコの岡部大と脚本のシソンヌじろうが出席した。

仕事が嫌いなベテラン刑事と相棒の若手刑事が、次から次へとトラブルを呼び込んでしまう脱力系コメディ。「まるでコントのような刑事ドラマ」というキャッチコピーが付けられているが、ベテラン刑事役の豊川は「ドラマのようなコントのつもりで演じたので、訂正してほしい」と要求し笑いを誘った。

さらに、「1よりスケールアップしているが、くだらなすぎて面白いかどうかも分からないレベル。もう、(セリフが)日本語であるかもどうかも分からない」と自虐。それでも、「打倒『相棒』ですから。すぐに追いつきますよ」と、10月からシーズン23がスタートする国民的刑事ドラマに宣戦布告した。

相棒役の中村は、「豊川さんの一挙手一投足を見て、バカだなと思いながらキュンとしている役。いろいろな意味で、緊迫感はスケールダウンしています」とマイナスプロモーション的にアピール。「じろうさんの脚本が相変わらずくだらなくて、ワードセンスや飛躍の仕方がぶっ飛んでいる」と称え⁉た。

中村倫也(左)豊川悦司(右)

2人が捜査中に出会う歌手志望の女の子役で初参加の白石は、「緊張感はありましたが、お二人の空気感で楽しい現場になりました」と笑顔。豊川は「よく付いてきてくれました」、中村も「2人のくだらないやり取りに何の脈絡もなくタイプCの意見を出してくれて、クロストークがはかどった」と感謝した。

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一方、2人に指示を出す警視庁無線連絡室の係員役の木村は、じろうが当て書きと公言しているが、「ジコチューだしパワハラまがいのこともするし、2はもっとイヤなヤツになっていて複雑な気持ち」と不満げ。だが、振り切った演技で女優魂を見せ、豊川は「近年、円熟味を増してきて、佳乃ちゃんじゃなければできない役。彼女だけでスピンオフが作れる」と絶賛していた。

「No Activity」シーズン2は、9月13日から配信される。

取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元

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