『あの人が消えた』公開初日にネタバレ解禁も主演の高橋文哉困惑「いきなり言われても…」
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俳優の高橋文哉主演の映画『あの人が消えた』の初日舞台挨拶が20日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた。高橋は共演の田中圭、北香那、染谷将太、水野格監督とともに登壇。「撮影をしている時から、どういう反応、意見があるのか楽しみだった。初日を迎えてホッとしています。伏線を皆で一緒に回収して、この作品が愛にあふれるものになってほしい」と期待を込めた。
住人が次々に消えると噂されるマンションの謎に、高橋扮する運送会社の社員が迫るミステリー。ネタバレが多く、これまでは「いろいろな質問をされても、その線を踏まないギリギリを攻めながらのプロモーションでした」と苦労を口にした。一方、先輩社員役の田中は、「文哉よりは楽だった。ネタバレがありすぎて言えないのが見どころです、と言えば良かったから」と話した。
この日は観賞後の観客だったため、“ネタバレトーク”が解禁。5分限定でゴングが鳴ったため、高橋は「今まで言えない、言えないだったのに、いきなりやると言われても。もっと僕たちに寄り添ってほしかった」と困惑の表情を浮かべた。
対する田中は、重要なポイントを次々に暴露しご機嫌。それでも、「僕はエンドロールで救われて、明るい気持ちで終われたと思った。でも、僕の扱いはひどくないですか?」と不満を漏らし、会場を笑いで包んだ。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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