韓国の人気ウェブ漫画『女神降臨』Kōki,主演で実写映画化、2部作ですっぴんも披露

『女神降臨』メインティザー
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世界累計ビュー数が64億回を記録した韓国発のウェブ漫画「女神降臨」が、モデル・俳優のKōki,主演で実写映画化されることが分かった。

地味な容姿のためいじめられていた女子高校生の谷川麗奈がメークのテクニックを学び、誰もが振り返る“女神”へと変身。転校を機に恋と夢を追いかける9年間を描くラブコメディで、『女神降臨 Before』、『女神降臨 After』の2部作となる。

韓国のyaongyi(ヤオンイ)さんによる原作は全223話がLINEマンガで連載され、46カ月連続で読者数ランキング1位を獲得。世界10カ国語でも配信され、もともと原作の大ファンだったKōki,は「谷川麗奈を演じさせていただけるのは、とても緊張感がありましたがうれしかったです」と出演を喜んだ。

2022年の女優デビュー作『牛首村』以来の日本映画出演。その間、アイスランド・英国合作「TOUCH/タッチ」(来年1月24日公開)、英国映画「TORNADO」(原題、日本公開未定)と海外作品で実力を培ってきた。ラブコメも初挑戦となり、「劇中では、本来皆が隠したがるすっぴんも全力で披露しました。コミカルなお芝居や変顔など、たくさんの新しいことに挑戦しました。ぜひ、麗奈のワクワクドキドキを一緒に感じていただきたいです」と呼びかけた。

『女神降臨』キャラビジュアル

女神となった麗奈を奪い合う高校の同級生役で渡邊圭祐と綱啓永が出演。渡邊は、学年一の頭脳を持つツンデレ男子・神田俊役で「演じるに当たってプレッシャーもありましたが、原作の先生に『原作から飛び出してきたみたい』と言われ自信が持てたというか、やってきたことは間違いなかったと思うことができた」とコメント。歌手を夢見る五十嵐悠役の綱は、弾き語りのシーンがあり「歌とギターを猛特訓しました。クライマックスで、大勢の前で歌った時の気持ち良さは忘れられません」と満足げに振り返った。

yaongyiさんは撮影現場を訪問し、「3人ともスタイルが良くて、おしゃれで漫画のキャラクターそっくり。完璧すぎるキャスティング」と絶賛。映画では日本オリジナルの要素も入っており、「原作を見事に表現したストーリーになっていて、原作をさらに超える面白さになったのではないかと思うほど。原作のファンも満足する、凄く素敵な映画になると思う」と期待を込めた。

『女神降臨 Before』は来年3月20日、『女神降臨 After』は5月1日にそれぞれ公開される。

取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元

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