BE:FIRSTが語る、『ONE PIECE』との夢のコラボ、今後の目標「世界中でツアーをしたい」【インタビュー】
日本のダンス&ボーカルグループ、BE:FIRSTが米『ハリウッド・リポーター』のインタビューに登場。
SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、そしてLEOの7人で構成されるBE:FIRSTは来週、新曲「Sailing」を配信リリース。同曲は、11月3日放送予定のアニメ「SPECIAL EDITED VERSION『ONE PIECE』魚人島編」のエンディング主題歌となっている。
「僕たちは『ONE PIECE』の大ファンで、前から作品への愛を伝え続けてきたので、エンディング曲に決まったことは本当に嬉しいです」と、17歳の最年少メンバー・RYUHEIは語る。RYUHEIによると、グループとして『ONE PIECE』とBE:FIRSTの色が混ざり合った曲に仕上がるようにしたという。
広い海を航行しているような感覚を呼び起こすアップビートな「Sailing」は、まさに『ONE PIECE』の楽曲にピッタリだ。歌詞には、家族として困難な時を共に乗り越えるというメッセージが込められており、『ONE PIECE』とBE:FIRSTの両方に通じている。
SHUNTO、RYUHEI、そしてプロデューサーのSKY-HIと作詞したSOTAは、「僕たちは、すべてを歌詞に結び付けました。BE:FIRSTと『ONE PIECE』のつながりは、とても深いんです」と明かした。
また、東方神起による『ONE PIECE』の主題歌で歌のレッスンを始め、ボーカリストを目指すことになったというMANATOは「運命のようですね」と伝えた。
さらにSHUNTOも、驚きをあらわにした。「このようなコラボを目標にしていたのですが、まさかデビューからこんなに早く実現するなんて想像していませんでした」
グループは今年初頭、韓国のボーイズグループ・ATEEZのLA公演でオープニングアクトを務め、初めてアメリカの観客の前でパフォーマンスを披露。LEOは、アメリカ滞在中に地元のチームとコミュニケーションがとれたと明かし、学んだ英語のスラングをソロ曲に取り入れたそうだ。
RYOKIは、「(ATEEZとのコラボ曲は)日本だけでなく、世界中の人たちに向けて制作しました。なので、僕たちにはLAでパフォーマンスできるほどの自信があったんです」と思いを語った。
そして、LA公演は完ぺきなパフォーマンスだったと振り返ったRYOKI。グループは、BE:FIRSTとしてLAやアメリカの他の地域でも公演ができるかもしれないと考えたという。
BE:FIRSTは現在、日本でドームツアーを予定している。LEOによると、グループは将来的にさらにツアーを拡大していきたいそうだ。「本当に世界中でツアーをしたいです。すべてのファンの方々に、僕たちの音楽を届けられたらいいですね」
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳/和田 萌
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