『スマホを落としただけなのに』シリーズ完結、連続殺人鬼役の成田凌感慨「永遠のものになった」

舞台挨拶に登壇した(左から)中田秀夫監督、千葉雄大、成田凌、クォン・ウンビ、大谷亮平=1日撮影
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人気映画シリーズの4年ぶりの最新作『スマホを落としただけなのに~最終章~ファイナルハッキングゲーム』が1日、全国331館で封切られた。主演の成田凌をはじめクォン・ウンビ、千葉雄大、大谷亮平と中田秀夫監督は東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで初日舞台挨拶を行った。

成田凌=1日撮影

2018年の第1作で、スマホを落としたヒロインの北川景子を狙う成田扮する連続殺人鬼の浦野が、主役となって刑事の千葉雄大と壮絶な攻防を繰り広げるシリーズ完結編。成田は、「ここまで続けてこられたのは、愛してくれたファンの皆さん、一緒に作ってきたスタッフ、キャストのおかげ。ここに立てているのが本当にうれしい。ある意味、浦野を永遠のものにしてくれた皆さんに感謝します」と感慨深げに話した。

浦野をサポートする役どころの元IZ*ONEのウンビは、日本映画初出演で日本語のセリフにも挑戦。「日本の有名な作品に出られるので、オファーはうれしかった。この経験で、これから何でもできると思えるようになった」と笑顔で語った。

クォン・ウンビ=1日撮影

成田は、「凄いことですよ。本来は僕が引っ張らなければいけないのに、現場では太陽のような存在で甘えていました」と感謝。韓国で実績を積み、日本に凱旋した大谷も「堂々とされていたし、デビュー作で外国語を話さなければいけないのに立派だった」と称えた。

リング』(1998)などホラーに定評があり、シリーズものも手掛けている中田監督だが、同じシリーズを3作連続で演出するのは初めてで「とても光栄なこと。ラストシーンは、僕にとってはハッピーエンドだと思っている」と意味深にアピール。成田も、「スマホは良くも悪くも便利になっている。皆さん、本当に気をつけてください。そして、口コミで大切な人にも伝えてください」と笑顔で話していた。

取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元

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