米倉涼子、ファイナルの『劇場版ドクターX』公開に喜びと寂しさ半々「全力投球したので悔いはない。多分」
俳優の米倉涼子が主演の映画『劇場版ドクターX』が6日、全国381館で封切られた。米倉は共演の田中圭、内田有紀、岸部一徳、染谷将太、今田美桜、なにわ男子の西畑大吾、遠藤憲一、勝村政信、田村直己監督と東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで初日舞台挨拶を行った。
孤高の天才外科医・大門未知子の活躍を描く、12年続いたドラマシリーズ初の映画化で最終章。米倉は、主要キャストがそろって同じステージに立つのが最後とあって、「宣伝もたくさんして思い残すことはないけれど、皆と会える日が来なくなると思うと少し寂しい気もする。でも、全力投球したので悔いはない。多分」と素直な気持ちを吐露した。
大門の盟友・城之内役の内田は、「毎年9月か10月に『また会えたね』と言ってセリフの練習をして、それぞれの役に入っていった。皆のパワーで米ちゃん(米倉)を先頭に走り切った」と万感の表情。大門の師匠に当たる神原役の岸部も、「いい人たちと仕事をして、日々積み重ねた空気を画面に映すことができた」と満足げに振り返った。
米倉は、神原の「未知子、あなたは私の誇りよ」というセリフを引き合いに出した際に涙ぐみ、言葉を詰まらせる一幕も。それでも、「私も真っ向勝負ができる、誇りに思ってもらえる俳優でありたい」と今後を見据えた。
12月16日から札幌、名古屋、大阪、福岡を回り東京に戻る映画『劇場版ドクターX』全国キャンペーンの開催も決定。
米倉は、「12年のお礼をしっかりと伝えたい。それぞれの地で違った『私、失敗しないので』看板があるので探してみて」と意欲。そして、「まだまだ見逃したところもあると思う。始まったばかりなので、何度も見てほしい。全国のたくさんの人に私たちの思いを届けたい」と力強くアピールした。
なお、『ドクターX』ドラマシリーズのシーズン2から出演し、今年10月17日に亡くなった西田敏行さんを偲び、エンドクレジットに「In memory of Toshiyuki Nishida.We miss you.」のテロップが入れられた。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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