赤楚衛二「366日」大ヒット&誕生日でダブルの喜び「素晴らしい景色見させてもらっている」
俳優の赤楚衛二と上白石萌歌が1日、映画『366』の大ヒット&バースデー記念舞台挨拶を東京・丸の内ピカデリーで行った。赤楚はこの日が31歳の誕生日。上白石も前日の2月28日が誕生日で25歳となり、その間にうるう年(366日)があるという偶然に、お互いに花束を贈り合って祝った。
2023年のドラマ「ペンディングトレイン」での共演以来親交があり、赤楚は「よく凛(りん)とした女性になりたいと言っていたけれど、今の無邪気なまま素敵な大人になってください」とエール。上白石は、「初めての本読みの時になぜか同い年と思い、タメ口で話して申し訳ありませんでした。でも、今さら戻すのもあれなので。それくらい面白くてチャーミングという言葉がピッタリ」と笑顔で話した。
興行的にも28日までに観客動員174万418人、興行収入22億2812万円を記録。米でのリメイクも決まり、4月2日からは台湾で公開。今月末にキャンペーンで現地に赴く予定の赤楚は、「向こうのお客さんとお会いできることが一番の楽しみ。次はタピオカ」と冗談交じりに抱負。上白石は「うらやましい」としっとしつつ、「言語を超えて届くという経験がなかったので新鮮でうれしい」と喜んだ。
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映画のモチーフとなった「366日」と、テーマソング「恋をして」を手掛けた4人組バンド「HY」からもサプライズでビデオメッセージが届き、二人は歓喜。上白石は、「一つの小さな種が映画の持つ力に引き寄せられ、いろいろな人が心を動かされ大きな現象になった。もっと強く大きな芽、茎、花になっていけば」と期待。赤楚も、「HYさんが魂を削って作った歌が、思いの連鎖で広がり皆さんに愛していただけた。素晴らしい景色を見させてもらっています」と感慨深げに話した。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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